ヴィーンダムでの夕食はメインダイニングルーム、スペシャリティレストランのピナクル
($25のチャージ必要)、イタリアンのカナレット、そして気楽に楽しみたい人はリドレストラン、
お部屋でディナーをという人はルームサービスと、いくつかのオプションがあるが、
私達は毎日メインダイニングでディナーを楽しんだ。
夜20:00になると、ドアマンがチャイムを鳴らしゲストにディナーの時間を知らせる。
ダイニングルームのドアが開くと、入り口にダイニング・マネージャー、
アシスタント・マネージャー、スーパーバイザーなどが並びゲストを迎えてくれる。
乗船日のドレスコードはお部屋に届く荷物が遅れたり、荷物の整理ができないことを考えての配慮から、
スマートカジュアルというのが通例だという。
それでもディナーに来る方の殆どがそれなりにお洒落をしている。
食事のテーブルはクルーズの予約時に2人、4人、6人、8人用のテーブルの中から
希望を伝えておくことができ、私達は4人用のテーブルをリクエスト。
これなら両親も周りに気を遣わずゆっくり食事ができるだろう。
私達のテーブルはギャレー入り口、クルーが料理を運んだりして出入りが激しい場所。
しかも入り口に近く正直言って場所的には下座、ダイニング全体を見渡すこともできない。
ホランドアメリカのダイニングは各テーブル同士がかなり離れておりゆったりとした配置が
されているため、近くのテーブルのゲストたちとも初日は交流どころか挨拶もなし。
ちょっと寂しいな~と思っていると、
突然日本語で挨拶をしてきたのは、ビバレッジ担当のフィリピン人クルー。
ちょっ と、いや、かな~りのオネエキャラのジョーさん。
喋り方、立ち振る舞い、全て私よりも女らしい!!
続いてメインダイニングスチュワートのアンハー(写真右)と
アシスタントのジュリ(写真左)がやってきた。
アンハーは落ちついたベテランクルー。
一方ジュリはとても人懐こく明るい22歳。
このジュリちゃんもなぜかちょっと女の子キャラ(笑)
食事中ギャレーを行き来するクルー達がテーブルの横を行ったり来たり、
落着かないと思いきや通り過ぎるクルーの中で何人かが私達のテーブルの横を通るたびに
「こんばんは~!」
と日本語で声をかけてくれる。これには両親も大喜び!
この日の食事は
~前菜~
サラミ・ハムの盛り合わせ(父)
ムール貝のワイン蒸し(母)
ホタテの貝柱のセビーチェ風(私)
~スープ~
トマトのスープ(父)
フレンチオニオンスープ(母)
アプリコットのチルドスープ(私)
~メイン~
ポークラック(父)
白身魚のムニエル(母)
プライムリブ(私)
~デザート~
レモンのソルベ(父)
フルーツの盛り合わせ(母)
チョコレートブラウニー(私)
出港パーティーですでにステーキを1枚食べているにも関わらず、
大好きなプライムリブをメニューの中から見つけたとたんに食欲が湧き出してしまった私・・・
デザートまでしっかり平らげてしまったのだが、そこに・・・
「こんばんは~、セプで~す♪」
とまたなぜか女の子キャラのクルーが登場。
ホランドアメリカに入ったばかりの研修生。
通常はクルー専用のレストランで働いているのだが、ディナーが終わりかかると
片付けのお手伝いで登場。
ホランドアメリカに入ったばかりの研修生。
通常はクルー専用のレストランで働いているのだが、ディナーが終わりかかると
片付けのお手伝いで登場。
しかも手にはカスタード・ムースを持って・・・
「よろしく~!お近づきの印に これどうぞ♪」
まさにそんな調子で私にもう一品差し出すセプちゃん。
まさにそんな調子で私にもう一品差し出すセプちゃん。
満面の笑みでこんなことを言われたら断れないでしょう・・・ ということで、こちらも完食。
担当クルーは明るくて楽しそうだし、お料理も美味しいってことで、
テーブルの位置への不満なんかすっかり忘れてしまった。
心配なのは・・・ あまりにもお料理がおいしすぎて食べ過ぎてしまいそうなことだ。
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