◆ ツアコンに徹するハワイ珍道中 (Dec. 2007) USA - Hawaii

10. 嵐の後のオアフ島観光

金曜日, 12月 07, 2007Coyote



目的のアリゾナ記念館もノースショアも行けないとなって急遽予定を変更。
母のリクエストで「カメハメハ大王」を見よう!ということでダウンタウンへ。

カメハメハ大王ってハワイ島の出身で、本来の大王像はハワイ島にあるんだよね。
今回のハワイ島滞在では残念ながらいけなかったけれど・・・・


アリ・イオラニ・ハレ(ハワイ州最高裁判所)の前に堂々と立っているカメハメハ大王。

カメハメハ大王っていうと子供の頃NHKのみんなのうたにあった
♪南の島の大王は~♪って曲を思い出すんだけど、
アノ歌ってカメハメハじゃなくてハメハメハだったんだよね~。

そのせいか、ウチの叔母はこのカメハメハ大王をずっとハメハメハ大王だと思っていたらしい。


ハワイって今じゃアメリカのひとつの州だけど、本来はハワイ王朝だったわけで
イオラニ宮殿はアメリカにある唯一の宮殿。
カメハメハ大王像の目の前に宮殿があったのでせっかくだから中を見学。

日本語ツアーは1日に1回(予約要)
しかし、この日は日本語のみならず英語のガイドツアーも嵐の影響で中止とのこと。
ということで、ヘッドセットを借りてオーディオ・セルフ・ツアー。
もちろん日本語もOK!




1882年にハワイ王朝7代目のカラカウア大王によって建てられた宮殿。
王の死後、王位を継承されたリリウオカラニ女王が白人によって起こされたクーデターにより
幽閉され、アメリカ合衆国へ統治されるまでの最期を看取った宮殿。

中は写真撮影が禁止されているが、豪華なシャンデリアや調度品が飾られ
歴代のハワイ王朝の王・女王の肖像画が飾られている。
オーディオの説明でハワイ王朝の歴史を勉強できるだけでなく
当時にタイムスリップさせられる・・・そんな感じさえする。


宮殿を後にし、軽くランチを取った後適当に車を走らせていたら、いつの間にか車は
パリハイウェイへ! あのヌアヌ・パリ展望台に続くハイウェイだ。

「ヌアヌ・パリ、リベンジ~!」

ということで車を走らせたが、展望台直前でこれまた道路が閉鎖!!
そこにいた警官に聞くと、逆側からハイウェイに入れば展望台に行けるとのこと。
かな~りの迂回をしていざ展望台へ!




やっと展望台から景色が見えた。





初ハワイの叔父・叔母も感激!





前回は霧のために何も見えず、景色はイマジネーションを働かせてしか見れなかったしね。
ヌアヌパリ名物の強風も、この日はオアフ全体が強風ってことで
普段がどれくらい強風か比較はできなかったけど・・・


ヌアヌ・パリ展望台を後にし、綺麗なビーチといわれるカイルアビーチへ。





ワイキキのビーチが大荒れだったにも関わらず、こちらは嵐の後とは思えないほど静か。


そのまま東海岸をドライブしながら「このままノースショアに行けるかも!」
そんなことが脳裏を横切った。西からダメなら東から!





ノースショアに行くことを一番の楽しみにしていた叔父をなんとか喜ばせたい。
カフクのエビをまた食べたい!!
そんな気持ちでドライブ~♪






チャイナマンズ・ハットと言われるモコリイ島も綺麗に見える。
干潮時には島まで歩いて渡れるとの噂・・・
海沿いはクワロア・ビーチ・パーク、山側にはクワロア牧場。

車を走らせていくとモルモン教がやっているポリネシアン・カルチャーセンターも・・・
こちらも嵐の影響でこの日は休館!


そろそろカフクに着くぞ~!エビが食べられるぞ~~~!!
と期待に胸を膨らませていえると・・・突然道がまたまた閉鎖

「ハレイワには行けない??」

そう聞くと警官は「前の車に続いて行けば大丈夫!」とのこと。

前の車に続いて行くと・・・






どこかの民家の軒先らしき私道とも思える道に入り込む。
もちろんそんな道は私のナビには表示されない。

なんとかまたカメハメハ・ハイウェイにたどり着き一安心。

カフクに到着し、路肩の広場あちこちにエビ料理を食べさせてくれるトラックが並んでいる。

しかし!!その殆どがクローズ・・・

5月に行ったところのおばちゃんがメチャ親切だったし、美味しかったからそのお店を
目指したものの残念ながらクローズ。
仕方なくオープンしているところでエビを堪能。

美味しかったけれど、前回のオバチャンのお店のほうが数段美味しかった(涙)


とりあえずエビは堪能し、残るはノースショア!!


その前にガソリンをそろそろ入れようとガスステーションに入るが・・・
1件目、カードが認識されない。お店も混んでいたためにそのままスルーして次のお店へ。

そこでも同様・・・

始めは国際クレジットカードだから、店内に行ってカード決済をしてもらわなきゃ
いけないだけと簡単に考えていたのだが、そうではなかった。

給油ポンプ自体が停電のせいで作動していないのだ!!

「そこのセブンイレブンでもダメだった」
「俺はアッチのアロハがダメだった・・・」
「私もさっきのxxxでダメだったよ~~」←いきなりローカルのお兄ちゃんの会話に参入

「やっぱダメだね。今日はこの一体どこも停電でダメらしいよ」


ゲッ!!マジですか~~~!!


確かに、ここまで来る間ガスステーションのみならず、どこも電気がついているところがなかったし
街のゼネラル・ストアらしきところも殆ど休業だった・・・

私のガソリンはかろうじてあと1目盛りある。
この1目盛りでどこまでOKかは定かじゃないけれど、行ける所まで行くしかない・・・

気を取り直して(気持ちはソワソワ)ドライブ再開。


いよいよノースショアのサンセットビーチ。
予定ではサーフィンの大会が開催されている時期。




しかし!この写真の通りの高波で大会は中止。
もちろん遊泳・サーフィン禁止。
ビーチにはこの高波を見物する人で溢れていた。
もともとノースショアは夏場は静かな波で海水浴客で溢れ、冬場は高波で
サーフィンの国際大会が多く催されている。
しかし嵐の後で、うねりも酷く大会どころではない様子。





サーフタウン・ハレイワ

名物シェーブアイスのマツモトアオキもお休みだし
ハレイワの町中、殆ど営業しているお店がなし!!

まあ、こういう経験も貴重だということで・・・ハレイワの町を後にした。


ワイキキまで戻る途中、この日の朝に行こうと思ったドール・プランテーションも休業。
ガスステーションもこれまた休業。

ワイキキに戻る頃には日も暮れ、またもや大雨が降ってきた。

ワイキキに着くころには街の明かりも見え始め、
このあたりが既に停電復旧していることを認識。

ガスステーションを探すものの、こういう時に限ってなかなか見つからない。
見つかっても道路の反対側だったり、入りづらい場所だったり・・・
しかもラッシュ時間にかかってしまい道路は渋滞し、車線変更もままならない。

ナビに近くのガスステーションをサーチしてみるものの、直線距離で近いところを選びやがる!
直線距離で近くても、一方通行が多いワイキキ内。使えない!!
しかもナビといえどもGPS。曲がる場所を示すのが遅い!!
通り過ぎた後に「Turn On XXX」夜になると通りの名前も見づらくMISSするばかり。

ガソリンのランプが点滅し、かなり焦りも出てきた私・・・

こうなったら賭けにでるしかない。

宿泊しているコンドまであと少し。
コンドの近くなら場所を把握しているガスステーションが2件ある。
そこに向かったほうが辺りをウロウロしてるよりも賢明。
そう諦めたとたん、目の前にシェブロンが・・・


なんとかガス欠を免れ、長い一日を終えたのである。


アメリカではガソリンを早めに入れようと思いながらも、気にするのって
田舎を走っているときばかり。
でもこういうこともありえるんだね。
やっぱりガソリンは早め、早めに入れねば!と再認識。



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