12月5日、この日は叔父が楽しみにしていた
『アリゾナ記念館&ノースショア』ツアーです。
朝イチにパールハーバーに向かおうと部屋を出ると、まず乗ったエレベーターが動かない・・・
30階に到着したとたんに動かなくなったために、幸い私たちはエレベーターから
降りることができ、他のエレベーターで階下へ。
バレーパーキングのスタッフと
「昨日はスゴイ嵐だったね~」と会話を交わしながら車に乗って
パールハーバー方面に車を走らせるが
なんか消防車だとかパトカーを多く目にする。
フリーウェイは平日の朝ともあり、すでに渋滞。
無事、アリゾナ記念館に到着するものの、駐車場に車がすくなく
入り口にアリゾナ記念館のスタッフである軍人さんが何人か待機。
折り返してくる車も多いし、ツアーバスは入り口で止まってる。
車を係員がいるところまで走らせると、そこには前日「ツアーはもう終わりだよ~」と
教えてくれた人が・・・
「あ~!昨日来た子だよね。」
「そうそう!覚えてくれてた?約束通り朝イチでやってきたよ♪」
そう言ってみたけれど様子がおかしい・・・
「昨夜の嵐での停電のせいで、このあたりの電気がまだ復旧してないんだ。
そのせいで、今日はクローズなんだよ。復旧の見込みもなくてね~」
「明日は復旧しそう??」
「天気予報だと今晩もまた別のStormがやってくるって話だからわからない。
12月7日には真珠湾攻撃から66年のセレモニーもあるから心配なんだけどね。
また明日出直してみてよ」
またもやアリゾナ記念館には入れず・・・
じゃあとりあえず今日はノースショアに向かおう!
まずはお決まりの『ドール・プランテーション』でパイナップルのアイスを食べよう♪
と気を取り直して車を走らせる。
フリーウェイから一般道に入り北上。
田舎道に入った辺りから、急に車のスピードが落ちる・・・
ノースショアまで1本道・・・というところに来たところで道が閉鎖。
「この先の道が昨日の嵐で木が倒れたりして電線が切れてしまってるんだよ。」
「ノースショアまで行ける道はない?」
「この道はあと数時間は開通する見込みはないね。xxxから回れば行けるかもしれない」
地図を見るともう1本、ちょっと迂回する形でノースショアに向かう道がある。
そちらに向かって車を走らせる・・・
しかし・・・
こちらも閉鎖・・・
この日、オアフ島での被害は想像を遥かに超えたものであった。
ワイキキあたりでは被害があったことを感じることもなかったかもしれないが
車を郊外に走らせていると・・・
このように信号機も停電!
信号が動いていない交差点はまさに4-Way Stopの交差点と同じ。
一旦停止して早く交差点に入ってきたもの順に車を発進させるのだが
大きな交差点だと一体誰が一番かわからなくなる。
この日、あちこちの交差点で出会い頭で衝突している車も多く見かけた。
交通量が多い交差点では
このように警官の手信号!
街角ではこの嵐の大きさを再確認させるかのように
あちこちで被害報告が・・・
(以下は新聞の写真をスキャンしたもの)
樹齢何十年も経っていそうな大木がこの通り・・・
路肩に停車していたピックアップバンも・・・
マクドナルドもこんな悲惨な姿に・・・
電線もこんな形で切断されれば、地域に寄っては完全にPower Downだよね。
嵐は一応去り、お天気は時折雨がぱらつくものの晴れ間も見える。
こんな状況なんだからおとなしくコンドに戻って車を置いて
ワイキキあたりをうろつけばいいんだろうけど、特別買い物に興味を示さない叔父と父。
男連中がいたら買い物に集中できない叔母と母。
かといって別行動ができない意外にも小心者の男衆(笑)
結局車を走らせて島内観光。
諦めの悪い私でもあります・・・(笑)
まだまだつづきます。
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