中国ではお酒も楽しみました～。

お食事の時には軽くビールをいただく。

中国のビールといえば思いつくのは青島ビール

日本の中華料理店なんかでも飲むことができるので、飲んだことがある人も多いと思う。
私自身、中国のビールといえばこの『青島ビール』ぐらいしか知らないために
中国のビールはアメリカのビールよりも軽く、水のように飲めてしまうってイメージがあった。

大連では友人のご主人の薦めで大連の地ビール『LÖWEN（黒獅）ビール』をいただく

こちらのビールも青島ビールのように軽くて、青島ビールよりも臭み？がないけれど、
青島ビールよりちょっと苦味が利いてるのかな？
ついでに炭酸っていうのかな？それも弱くてビールをついでもすぐに泡がなくなる・・・
アルコール度数は４％程度だった気がする。
日本のビールが５％～５．５％ぐらいが平均かな？
だから若干アルコール度は弱め。でも、脂っこい中華料理には、このサラッとした感じの
中国ビールが合うような気がする。

やっぱりさ～、お料理に合うお酒って、やっぱりそのお料理のご当地ものが一番合うんだよな
ってつくづく思うよ～。

ビールはビールで頂いたんだけど、中国に来たからには中国のお酒も頂かないと！
ってことで私が頂いたのは白酒（バイチュー）というもの。

写真はイメージ

餅米と麦麹を原料とする醸造酒。アルコール度数は１５度前後。
紹興酒って言うのは老酒の一種で、紹興地方で作られたものに対して言うものらしいけど。

以前、台湾に行ったときこの紹興酒がおいしくて・・・
現地では氷砂糖やレモンとかを加えて飲んでいる人もいたけど、私はストレートで頂いてたら
地元の議員さんが「そんなに紹興酒が好きなのか？」って聞いてきたの。
好きってほどではなかったけど一応礼儀？として「ハイ」なんて答えたら、その晩ホテルに
紹興酒が１ダース届いちゃったんだけどね～。（笑）

で、今回も紹興酒を頂くのかな？なんて思っていたら、こちらで頂いたのは
白酒（バイチュー)というもの。

白酒（バイチュー）
穀物から作られた蒸留酒。
ウォッカや焼酎、ブランデーなんかと同じ醸造酒を蒸留して作られた酒。
見た目は無色透明。
頂いた白酒はちょっと高級なものだったようで、梨？のようなフルーティーな香りが漂う。
アルコール度数はなんと５９度！！
ちなみにウォッカやテキーラ、ブランデーが４０度程度、焼酎が４５度以下だって思うと
かなりのアルコール度数。
寒い中国の東北地方は元々脂っこい食事が多いらしく、口内の油分を流してくれる
アルコール度数の高い白酒を好むらしい。
もちろんロシアなんかと同様で体を温める効果もあるのか？

で、この白酒、このアルコール度数なんだけどナント！！ストレートで頂くお酒。

テーブルにはワイングラスを小さ～～～～～～くしたグラスが並んだ。
容量５０mlぐらいって感じかな？　お猪口ぐらいの量を一気に飲むのだ。
（写真を撮るのをすっかり忘れてしまった、残念・・・）

「キュッ！！」

と一気に口に含んで飲んだ・・・・

この５０ｍｌほどのアルコールが喉を伝わり、食道を通り、胃に入っていくのがわかる。
今、体のどこにこのアルコールが入っているかが自分で感じ取られる！！
口の中がカーーッと熱くなるし、喉が焼ける感じもする。

強烈～～～！！

しかし、飲んだ後、鼻から抜ける香りがとてもフルーティー。
白酒を飲んだことのある他の人に聞くと、私が飲んだのは相当高級な白酒と思われるって・・・
通常、中国の宴で出される白酒はもっと薬臭くてエタノールを飲んでる気分になる
なんて言ってた（笑）

さすがに量を飲めるお酒ではないけれど、話の種に頂いた割には
とっても芳香高い香りを楽しめ、３杯？４杯？ほど頂いて、それ以上は念のため止めておいた。

だってアルコール度数５９度なんて飲んだこともないから、
その後どうなるか怖いじゃん！友人のご主人の前で醜態は見せられないし・・・
でも私、酔っ払いもせず？ちゃんとまっすぐ歩いてレストランから友人宅まで帰った。

もしかして私ってお酒強いの？？　自分じゃよくわからないけど・・・（笑）

まあ、飲んで食べて・・・中国っていいところだね～～！！
と思う単純な私。

友人もまもなく帰国しちゃうんだけど、もっと早くに行っておけば良かったって後悔。
いやいや、帰国までにもう１回ぐらい行きたいね。

友人、そしてご主人は歓迎してくれるかはわからないけど、
迷惑だって思われてても気づかないフリして、押しかけちゃおうかしら～～（笑）