◆ 音楽・食を楽しむアメリカ南部 (Sep. 2007) USA - Louisiana

05. 南部最大のプランテーション

水曜日, 8月 29, 2007Coyote



オークアレイを後にした私たちは更にミシシッピ川沿いを昇り
ノットウェイ・プランテーションに向かった。

ノットウェイはサトウキビのプランターによって建てられたもの。
オーナーはサトウキビだけでなく機械による砂糖の精製などもして実業家として成功した人。
他にもプランテーションを所有し、「彼の奴隷」は合計で500人にも達していたという。

そんな大富豪が建てたノットウェイは敷地面積2800ヘクタール、建坪1500坪、
部屋数が64という南部最大のプランテーション。

10年の歳月をかけて、高額な給料でしかも好条件で住み込みの大工を雇い、
10年の歳月をかけてこの豪邸を建てたという。
調度品は当時フランスやイギリスから取り寄せられ、家具や食器、シャンデリア、
全てにおいて豪華絢爛そのもの!

母屋の中はこんな感じです!




Music Room
チェンバロやハープもあります。









娘の寝室



エントランスを入ったスグのロビーにあったテーブルセット。
カジュアルに玄関先だけで・・・ってお客様用でしょうか?





別の娘の寝室だったかな?





Dining Room
どんなお料理を食べていたんでしょう。




White Ball Room
3Fの廊下の踊り場のようなところ。





書斎だったかな??







こちらも別の娘の寝室




部屋数64と言っても全てが大きな部屋ではありません。
1859年に出来上がったこの家。当時から寝室などにはウォーキングクローゼットなどが隣接し、
納戸等の小さな部屋も含まれます。それでも3階建てのこの家、
ボールルームやら書斎にライブラリー、ダイニング、寝室、ゲストルーム、
プレイルームと様々なお部屋が点在。

オーナー夫妻の間には12人の子供がいたといいいます。

当時、女の子供たちだけが母屋に住むことを許されていたといいます。
女の子たちは幼い頃は女性の家庭教師を雇い家の中で教育を受けていたようです。
家の中のミュージックルームやアトリエで音楽や美術を学び、
大きくなると女性としてのマナーなどを学ぶフィニッシング・スクールに通わされたようです。

一方男の子供たちは14歳までは母屋に隣接する「ボーイズ・ウィング」と呼ばれている棟に
住み込みの家庭教師と一緒に生活されられたそうです。




この日、私はこのノットウェイに宿泊したのでした。




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