◆ よくばりアメリカ西海岸 (Feb. 2008) USA - California

13. Radisson LAX

木曜日, 2月 28, 2008Coyote



北カリフォルニアからセントラル・コーストの美しい海岸線を通って、夕方ロサンゼルス入りし
しばらくLAをウロウロした後、夕食を取ってからホテルにチェックイン。

この日泊まったのは空港の目の前にある
Radisson Hotel at Los Angeles Airport
6225 West Century Blvd
Los Angeles, CA 90045, United States
(310) 670-9000





毎度おなじみのPricelineでセリに出して$70でゲット。

ロングドライブでちょっとお疲れモードの私たち。
ホテルのエントランスに車を停めてバレーに車を預ける。
バレーのお兄ちゃんたちも気さくで荷物をお願いしてフロントへ。

こちらのスタッフもみなフレンドリー。
担当してくれたお兄ちゃんは「カレッジ時代のルームメイトが日本人だった」と話しながら対応。

ただこの日、ホテルのシステムに不具合があったようで、
手続きにちょっと時間がかかったもののフロントにいる人たちがとても感じよく、
時間がかかったこともそんなに気にならなかったどころか
疲れも癒された気分だった。


キーを持ってお部屋に向かう私たち。
ホテルのお部屋に入る瞬間って結構楽しみじゃない?

どんな部屋だろう?綺麗だといいな?
カードキーをドアに挿してドアを開ける瞬間にそんなことを考える。


そしてドアを開けた瞬間、私たちの目に飛び込んできたものは・・・・


つけっぱなしのテレビ
乱れたベッド
床には脱ぎ捨てられた靴
そして開け放たれたバスルームのドアからシャワーの音


その瞬間、部屋の中から男性の「Hello!?」

咄嗟に「失礼いたしました~~!!」とドアを閉めるけど
一体何が起こったのか理解するのに少し時間がかかった。



部屋番号は間違えてないのになぜ私たちの部屋に人がいるの?


もちろん間違えた部屋に案内されたってことなんだけど、そんなことあり得ないというか
そんなことがあってはならないでしょ?そんなこと誰が想像する???


すぐにエレベーターで下に降りたところで私たちの荷物を持ったベルマンとすれ違う。


「どうも間違えたお部屋に案内されたみたい。すでに他のゲストが使ってたわよ」


すぐさまこのベルマンは私たちにその不手際を詫びフロントに手続きしに行ってくれた。



しばらくすると、別のベルマンが無言で私たちの荷物を持って目の前を素通りして
エレベーターに乗り込もうとしている。


「ちょっと待って、その荷物どこに運ぶの?」

「部屋に決まってるだろ?」

「お部屋決まったの?」

「決まってるから運ぶんじゃないか!エレベーターに乗るのか、乗らないのか?」

「部屋番号は私たちに知らされていないのよ」

「だったら付いて来ればいいだろ?」


何なの??この高圧的な態度!
私も友人も唖然としてしまった。


「今度の部屋には誰もいないよ!」


こうぶっきらぼうに部屋を案内するベルマン。
自分たちの不手際を詫びることもしないのか?
呆れてしまった。

「とにかく先ほど間違えたお部屋のゲストにきちんとお詫びをしておいて!」

嫌味でそう伝えたのに関わらずベルマンは

「詫びる?何で詫びる必要があるんだ?部屋の鍵をしていないソイツが悪いんだ。」


この態度にキレた私。ちょっと感情的に文句をぶつけた。


「ホテルの部屋はプライベートな空間で、誰もが寛いでいる場所でしょ?
鍵がかかってようとかかっていないと、そちらのミスでお部屋を間違え
その方のプライバシーを侵害したんだから謝るのは当然じゃない。
そもそもお部屋を間違えたことに対するお詫びはないの?」


「今日はホテルのシステムがおかしくて忙しいんだ。こういう間違いはいつでもある。
そんなことにいちいち構ってられない。」


「ホテルのシステムがダウンしてようと、それはあなた方ホテル側の問題であって
ゲストには関係ないことでしょ?ゲストには通常通りのサービスを提供するべきであって
ゲストがそれに対して被害をこうむるのは当たり前って考えはおかしすぎる」


何を言っても言い訳をし、自分には関係ない!と言い通すベルマン。


彼には嫌味のつもりで$1だけ彼に渡した。
私たちの荷物は赤ちゃんのものやら私のヘビーなスーツケースなど合計7~8個あったけどね。


私はこういうとき、すぐに感情的になってしまう。
負けず嫌いの性格がこういう時にでてしまって、
相手が折れるまでまくし立てるように文句を並べる。
でも、こういうとき感情的になっては駄目だね。


友人は私とベルマンのやりとりを黙って聞いていた。
そしてベルマンが部屋から去ると、彼女はすぐにフロントに電話をして
マネージャーを電話口に呼び出していた。

ここまでのいきさつ、そしてこのベルマンの態度の詳細をマネージャーに報告。



間違えたお部屋への案内は仕方ないこと。
フロントの人もフレンドリーで気持ちよく対応してくれたし、
ミスはどんな状況でもありえる。ただしその後のベルマンの態度が問題だ。

彼自身のミスでないにしても、ゲストと直接接する彼がホテルの顔になるという意識が低すぎる。
このホテルのスタッフを見ればこの彼が異質だということはわかるけれど、
このような彼の態度がこのホテルの印象を悪くし信用を落としかねない。

それから、間違えたお部屋のゲストに寛いでいる時間を侵害してしまったことを
私たちからのお詫びと、ホテル側の侘び、両方をきちんと伝えていただきたい。




こう冷静に的確にマネージャーにクレームした。

若干25歳の彼女。
一回り以上年上の私は感情だけをぶつけ相手を余計に怒らせるだけだった。
う~~~ん、情けない(苦笑)
それと同時に、彼女からこういうときの対応を学んだ私でもある。


まあ、チェックイン時にこんなことがあったもののホテル自体は快適!




お部屋の広さも十分だったし、この中級ホテルならでは駐車場料金も無料。
インターネットはWiFiではなかったけれど・・・

今回は宿泊だけでプール等他のサービスは利用しなかったけれど
空港近くで寝るだけだったら十分なホテルだったと思う。
まあ、$70だったら・・・ってことが大前提なんだけどね。
(通常だったら$150程度かな?)



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