シカモア温泉にたどり着いたのは、夕方すでに周りが暗くなってからのことだった。
朝からサンフランシスコ方面から海岸沿いを1日ドライブをしてきた。
予定ではホテルのレストランで食事をしようと思っていたのに、
一緒にドライブを楽しんだ友人と私はメニューを見たとたんに何故か「中華が食べたい」と
同じ事を思った(笑)
メニューはとても美味しそうなものが揃っていたにも関わらず・・・
しかしシカモア温泉は山の中にあり、周囲には中華どころかファーストフードすらない。
一番近くのChinese Restauranntはどこにあるんだろうと、
ポータブルのナビでサーチすると10キロほど先の隣町にある様子。
友人も私も一度食べたいと思うと気分はそう簡単には変えられない。
すぐさまレストランに電話し適当に食べたいものを注文し取りに行くことに。
友人は小さな子供を連れていたためにホテルで待っててもらい、
私は一人で暗闇の山の中を中華料理を食べたい一心で隣町まで車を走らせた。
ホテルから一番近いという理由だけで選んだお店。
アメリカの中華料理は少し脂っこいことを除けば、他の料理ほど外れは少ない。
日本の中華のほうが断然美味しいのはわかっているが、
アメリカ育ちの友人も日本育ちの私も、なぜかそんなアメリカの中華が好き。
このお店の味はどうだろう?と思いながらレストランに入ってみると、
家族経営の小さいけれど小奇麗なレストラン。
お客さんも白人・中国系問わず地元の人と思われる人がたくさんいた。
お店の人も愛想が良く感じの良い店だった。
これなら味も期待できそう!美味しそうな匂いをプンプン漂わせながら暗闇をまた引き返す私。
部屋に戻って早速このゴージャスなディナー(笑)を頂く
。お味は想像以上に美味しかった!
友人も私も「アメリカでこのレベルの中華ならかなり上等よね」と・・・
なぜ友人も私も急に中華が食べたくなったか定かじゃないけれど、
温泉で美味しいものを食べられたことに大満足。
お腹がいっぱいになったところで、夜桜と星と月を眺めながらゆっくりと温泉に浸かった。
次回ここに訪れた時はここのホテルのレストランを利用してみよう!いや、またアノ中華レストランのテイクアウトにしようか迷うかもしれない・・・
0 コメント