◆ ニューイングランド紅葉ドライブ(Oct. 2008) USA - Massachusetts

07. マサチューセッツ州議事堂

日曜日, 9月 28, 2008Coyote

 


ボストン中心部を友人に案内していただいた後、再度ボストンコモンを訪れた。
お天気があまり良くないにも関わらず、休日ともあってボストンコモンは
多くの家族連れや観光客がいた。

ボストンコモンの北側に向かって緩やかな高台。
その高台に金色のドームが聳え立つ。それがマサチューセッツ州の議事堂、
Massachusetts State House 。マサチューセッツ州の名称はかつてマサチューセッツ湾の周辺に
居住していた先住民マサチューセッツ族にちなむ。
この部族の名はマサチューセット語で「大きな丘の場所」を意味し、
ボストンの南のミルトン(Milton)にある小さな山(Blue Hills)を指している。







マサチューセッツは州として1788年2月6日に6番目の州としてアメリカ合衆国に加盟する。
メイフラワー号が1620年にイギリスから新天地アメリカに向けて出発し、
到着したのがマサチューセッツ州である。このころから清教徒たちはイギリス国王、
チャールズ1世の迫害から逃れるようにアメリカにやってきた。
彼等は開拓者としてアメリカに移り住んでいった。

清教徒とはイギリス国教会の改革を唱えたキリスト教のプロテスタント。
いわゆるWASPの先祖。

WASP(White Anglo-Saxon Protestant)という言葉には、
イングランド系プロテスタントのアメリカ建国以来のエリート達が
現在のアメリカ合衆国の支配的な地位を占め続けているとするニュアンスがこめられている。
主に反米、反白人、反共和党、反キリスト教根本主義によって使用される傾向がある。


実際、保守系のアメリカ人の中には自分の祖先がアメリカに渡ってきた時期や
自分の祖先の血族や宗教で、人のランク付けをするような人たちもまだまだいたり、
他の民族の血が自分達の家系に混ざることを好まないような人たちもまだまだいる。
だけど現代のアメリカではいろんな民族が入り、大都市ではWASP系の人たちが
マイノリティになりつつあり、血統を守ることはかなり厳しいのが現状ではないだろうか。


あのブッシュ元大統領だってイギリス王室の遠縁だとか言われ
所謂良い血筋なんて言われたこともあるが、西欧各地からの移民の血を受け継いでおり、
その中にはフランス、イタリアなどのカトリック国からの移民も含まれたり、
実は先住民のポカホンタスもブッシュの祖先だという話もあるし・・・

州議事堂の金のドームを見ながら、マサチューセッツは植民地、
開拓時代、建国の歴史などをちょっと思い出してみた。






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