◆ 気分はアメリカ横断 (Apr. 2006) USA - NYC

06. バッテリーパークへ

月曜日, 4月 03, 2006Coyote



自由の女神行きのフェリーに乗るには、バッテリーパークまで行かねばならない。
そこまでは地下鉄でいくことにした。
初めてのNYの地下鉄。昔のイメージとはだいぶ違って綺麗だ。
彼はNYの地下鉄はわかりづらいとか、いろいろ言っていたが、
東京の地下鉄のことを思えば路線も少ないしずっとわかりやすそうだ。




ただ乗る際に、入り口が上り線用や下り線用と片側のホームだけの場合もあるから注意が必要だけど。




こちらはバッテリーパーク内にあるオブジェのひとつ。
アメリカのタンカーがUボートに撃墜された際に残された写真からオブジェを作ったとか。
写真の下部がきれてしまっているが、水中に落ちてしまった仲間を必死で助ける人、
助けを呼んで叫ぶ人の姿が表現されている。




自由の女神はリバティー島へいくフェリーに乗るまででも大行列。
911の後、セキュリティーチェックが厳しく、空港以上の監視レベルでチェックされる。
船を待つ行列に加えて、セキュリティチェックに時間がかかるのだ。

待つこと1時間以上、ようやくリバティー島に行く船に乗れて自由の女神のもとに到着。


さすがにデカイ!でもね、ブロンズ像はすこし遠くから見た方が絶対にいい。
富士山も遠くから見た方が綺麗なのと同じで、近くから見ると汚れやハゲなどが見えてしまうし、
またそんなところが気になってしまう。

そんな写真もたくさん撮ったはずなのに、この日の写真がこれ以降全く残っていない。
近くから見たら美しくないなんて言うから、バチがあたったんだろうか?

この後女神様の中に入ってその歴史やら展示物を見る。
一緒に行った彼は一番上まで登ってくるというが、そちらのセキュリティーも厳しい。
私はレンズを取りに行くことばかり考えていて、時間ばかり気にするがお構いなし・・・

おうやく彼が戻ってきて「さあ、帰ろう!」と思ったら
「せっかくここまで来たからエリス島も行かなきゃ意味がない」という。
個人的には行きたいけれど、片方裸眼で片目生活は意外にも大変で頭痛がしてくる。
裸眼で0.01ない私、レンズが入っている方は1.2だからバランスは悪いは
とにかく苦痛で楽しむことすらできないのだ。

しかし彼はこちらの言い分も聞こえてないのか、通じていないのか、
そんなフリだけしているのか、エリス島行きのフェリーに乗り込む。



移民の国アメリカが好きな私にとって興味深い博物館ではあるが、なにせ資料が読めない。
自由を求めて移民をしてきた人たち、中には(ユダヤ人など)
名前を変えて新しく人生をスタートさせようとする人たち。
時間を気にしつつも、興味深い資料に時間をかけてじっくり学びたい気持ち、
それと裏腹にマイペースにさっさと先に進んでしまう彼。
日ごろ1人旅に慣れていたり、博物館等は一人で行くのが好きなため、
つくづく1人で自分のペースで好きなだけ時間をかけたいと思わずにはいられなかった。

フェリーに乗って再びバッテリーパークに戻ってきたときにはすでに4時。
お店は5時に閉まってしまう。それまでにレンズを取りにいかねばならない。
「間に合わなきゃ明日とりにいけばいいじゃん」という彼だが、
翌日は朝一でDCへ行かなきゃいけない。なんとしても今日中にレンズを取りに行く。

「ちょっと疲れたからコーヒーでも飲まない?」
「私にはそんな時間なんかないの、すぐさま地下鉄に乗って戻るから」

もう半分ケンカ腰だ。こういうところがアメリカ人なんだよね~。


私はそんな彼を無視して地下鉄に乗り込み、なんとか閉店ギリギリのお店でレンズを受け取ることができた。ソフトレンズだから度が完全には出ない。見え方もこれまでと違う。
だけど全くないよりはずっとマシだ。とにかくレンズが手に入り、一安心。




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