◆ ドライブ三昧の西オーストラリア (Nov. 2006) Australia

15. オーストラリアってやっぱり不思議!?

月曜日, 11月 27, 2006Coyote



オーストラリアに行くとつくづく感じる・・・

オーストラリアって不思議なところだなぁ~って。
南半球にあるでっかい島。でもある意味ではすごく孤立してる。
ヨーロッパ・アメリカ・アジアと分けてついついオセアニアって忘れがちだし
時にはアジア・パシフィック(アジア環太平洋)なんて分類されることもあるけど
AUSやNZってイギリスの植民地だったせいもあって、この分類だと生活習慣やら人種も
ちょっと違うよね~~。

英語だって、文法や文体はイギリス英語なのに発音はまったくの別物だし。


オーストラリアも昔は大陸と繋がっていたとはいえ、早くから大陸から離れてしまったせいか
独特の植物や動物がいる。
でもね、そんな植物や動物たちは、ずっとこの大きな孤島に住んでいるおかげで
免疫力や抵抗力が低くて、外から新しいものが入ってくると絶滅の危機にまで陥ってしまう。


だから、オーストラリアに入国(輸入)は、すごく厳しく食べ物・植物・動物なんか検査される。
オーストラリア国内にしても、他州からの植物なんかの持込にはすごく厳しい。


最近、西オーストラリアで大きな木とかがどんどん枯れていってしまうらしいの。
理由は、お隣の大陸である(遠いけど)アフリカから風の影響で植物の種なんかが
飛んできて、抵抗力のないAUSの植物がアフリカの植物にまさに「食われて」しまうらしい。

また、AUSは移民の国(原住民にアボリジニがいるけれど)
初めはイギリスの流刑植民地だったわけだ。



そういえば、AUS出身の友人に

「オージーのイメージって大らかでフレンドリーでいい人って感じ!


と言ったら


「だって俺たちの先祖は囚人で悪いことやって流されてきたから今はいい人ぶらないとね!」
「大らかっていうより、囚人が先祖だからいい加減なだけだよ~~!ははは」



などと冗談を言っていたなぁ。

まあ、イギリスの植民地になって多くの移民がAUSにたどり着いてきたわけだが
この移民たちのおかげで、オーストラリアの動物の生態系も変化していったんだよね。

たとえば、ウサギ・・・
狩りのためにイギリスから持ち込んだものの、ウサギって繁殖率が高いせいで
どんどん増えて、農作物を食べられてしまったり動物の生態系を崩してしまったらしい。
そのために西オーストラリアにはウサギから守るためのラビット・フェンスがあったり
同じような理由でディンゴから動物を守るためのディンゴ・フェンスが東から西にかけて
5,500キロにも及ぶフェンスが建てられているっていう。
(ディンゴはもっと昔に家畜用の犬としてアジア大陸から持ち込まれたものらしい。
それが野犬化してAUS固体の動物の数種を絶滅に追い込んだ)



そうそう、関係ないけどウサギの生殖能力が高いって理由で、
男性陣が大好きなプレイボーイのキャラクターがウサギちゃんだって知ってた??(笑)

オーストラリアってこうみると、とってもデリケートな国だよね。


だけどさ~、一番不思議なのは・・・



どうしてAussieって外を裸足で歩くの???




 
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