◆ スピリチュアルな旅 南西部(May. 2005) USA - New Mexico

07. ぶらりサンタフェ散策

日曜日, 5月 01, 2005Coyote


チェックインを終えた後、一旦街の中心部へ足を運んでみた。
街の中心部は十分歩いて観光はできるが、いずれにしても山の中にあるホテルから
下界に降りるには車が必要ということで、街の公共駐車場に車を止め、中心部は歩いて観光。

そこを見ても赤土のアドべスタイルの建物に気分が高まる。
あいにくこの日は曇り空ではあったが、青空だったらこのアドべの建物の色が更に引き立つんだろうなぁ。
ちなみにサンタフェの年間日照日は300日とか。。。



街の中心はプラザ。



1869年に建てられたロマネスク様式の聖フランシス聖堂。
スペインと先住民の文化が取り入れられ、建築にもその傾向が強いサンタフェで、
このロマネスク様式の建物はちょっと異質な感じ。


こちらは車を止めた駐車場ちかくにあった教会(First Presbyterian Church )


こちらは1626年に建てられたアメリカ最古の狭隘。サンミゲル教会。
この上2つの写真と見比べるとわかるが、上のロマネスク様式とサンタフェ様式では
まるで外観が違う。


ホテルもショップどこもアドべ様式の建築です。





プラザの脇には回廊のようなものがあり、そこではネイティブの人たちが
インディアン・アートを売っています。
多くのお客は白人、中には横柄な態度で接する人も多く、またネイティブたちも
無愛想で言葉も殆ど交わさずニコリともしない。商売っ気がないというのか・・・

私が訪れたときも、目を合わせてもニコリともせず
「買うのか?見てるだけなのか?」
とまるで目で訴えられているような感じ。

しかしその中の独りの女性の砂絵(サンド・ペインティング)になぜか魅かれ
しばらくその場を動けなくなった。
やがて彼女が少しずつ話すようになり、
ネイティブの文化に興味があること、歴史や詳しいことはわからないけれど
特にナバホの文化に興味がある
と伝えたとたん、彼女は少しずつ笑顔になり、少しずつ話をするようになった。
それにつられて、彼女の周りの店主たちも私に話しかけるようになり、
その後毎日ここにきて、この女性マリアと話をするのが楽しみになったし
マリアや周りのみんなも私を快く迎えてくれた。

彼女たちの話では、やはり白人に対してはどうしても憎しみを持ってしまうところがあるという。
ここでは生計を立てるために、白人と商売をしなくてはならないけれど
自分たちの先祖は、一生懸命作った作品をタダ同然で白人に買い上げられ
白人たちに高い値段で売って彼らだけが儲けを得ていたことや、
自分たちが居留地という隔離されたところで生活させられることや
(もちろん、それ以外で生活することも可能だが、生活が苦しい人は
自治化され、アメリカの治外法権的な居留地に住まざるを得ない人もいるし
離れたくない人たちもいるという)

マリアとその仲間と親しくなり、彼女は近くの本屋を紹介してくれた。
ナバホに関する本や資料がたくさんあるから、ぜひのぞいてごらんと・・・

と、私は彼女の言った本屋へ足を向けることにした。






海外ドライブ旅行関連の人気ブログの検索は にほんブログ村 旅行ブログ 車旅(海外ドライブ)へ   からどうぞ!

You Might Also Like

0 コメント

subscribe and follow

Instagram Photos

連絡フォーム