タオス・プエブロを後にした私たちはちょっとだけタオス市内を散策。
といっても小雨がぱらつき初め、駆け足での散策。
なんとも心地が良い。
妙に落ち着き気持ちが癒される。
そしてまたなんだか不思議なエネルギーのようなものが湧いてくるニューメキシコ。
これがパワースポットと言われる理由なのだろうか?
店の中にはTaos Drumsだけでなく、民族衣装やらTaosにまつわるいろいろなものが売られていたり
展示されていた。ここで私は小さなタオスの人形を購入。
さすがに太鼓は荷物になることを考えて断念。
パンはもとより、様々な料理の際に利用するのだろうか。
狩猟生活を送っていた北部のネイティブたちは、移動が簡単にできるティピーで生活をしていた。
要は野営用の住居である。これは想像ではあるが、集落を作り定住をしていたプエブロたちは、
このティピーはPow Wowのお祭りや何らかの野営をする際に用いて、
住居としては利用していなかったのではないだろうか?(勝手な想像です)
こちらから拝借 |
そのためにティピーの大きさはその個人の勢力を示すものでもあったという。
中央では火を焚き、頭頂の部分が開閉できるために通気口としての役割を果たす。(写真のように)
普段はこの頭頂部を折り返したり、風上側を立てて風を防いだりしたという。
この長年いぶされた頭頂部のバッファローの皮は、モカシンの靴底革として再利用されたという。
またティピーの入り口は通常太陽が昇る東向きに建てられる。
またティピーにはマナーがあるという。
用向きの際は、まず入り口の前で咳払いをして、主人に気づかせ、入る許しを得る。いきなりティピーに入ることはマナー違反である。入口の覆いが開いている場合は、友人ならそのまま入っても良い。男の訪問者なら、中に入ったらまず右側へ寄って、客席(奥にある主人の席の左側)に座る許しを主人が出すまで待つ。女の訪問者は、男の後から入り、左側でこれを待つ。中に入ったものは、先に座ったものの外側を通り、円形に座っていく作法である。食事に招かれたら、スプーン・食器を持参し、出されたものは残さず食べる。客は中央の焚き火と他の客の間を通らずに、座っている人の後ろ側を通る。座っている人も身体を倒して、通りやすいようにしてやる。男は胡坐をかいても良いが、女は胡坐をかいてはいけない。正座するか、少し膝を崩す程度なら良い。男衆の集まりなら、話を始めるのは必ず年長者に限られ、若年者は年長者の許しを得るまでは黙っていなければならない。主人がパイプの掃除を始めたら、「帰れ」という合図である。 (Wikipedia より)
子供の頃、近くのアミューズメントパーク的な存在の場所にこれらのティピーがたくさんあり、
たくさんの羽を付けた写真のような恰好の日本人がゲストを喜ばせていた。
子供ながらにインディアンは皆あのような格好をして、ティピーで暮らしているものだと信じ込んでいた。
しかし実際はネイティブでもエリアや部族によって、衣装はもちろん生活スタイルや言語、
体格(外見)も様々。
そんなネイティブの文化に更に興味を感じてしまったコヨーテである。
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