★Cruise - HAL/Nieuw Amsterdam (2015) Greece

23. オリンピアへ

土曜日, 8月 22, 2015Coyote


カタコロンの港は、ギリシャのぺロポネソス半島の西に位置し、
オリンピアはそこから30キロほど西に行ったクロノスの丘の麓にある。


船を降りると、港のゲート外には観光バスが10台以上、そして更に続々とバスがやってくる。
この日は古代オリンピアの遺跡とオリンピアの村を訪れるツアー、遺跡と博物館、ワイナリーなど
6種類ほどのツアーが出ていた。
その中で私は一番シンプルな、そして遺跡での時間を一番取っている
「オリンピアの遺跡とオリンピアの村を訪れるツアー」を選択。
とりあえず私は自分のツアーバスである⑨のバスを探し乗り込む。
「コヨーテ! ここ空いてるわよ」


Solo Traveler's Meet で会ったペギーが奥から声をかけてきた。
アメリカのテネシーから独り参加の60代の女性。

初の寄港地ということで、周囲のゲストたちはまだぎこちなく挨拶程度。
そんな中で知り合い?に会えて少しホッと・・・


車中ではペギーとお互いの仕事や生活、これまでの旅行などとにかく喋り通し。
Solo Meetの時には、どこかとっつきにくい人に思えたが、これを機にペギーとは意気投合。

カタコロンまではギリシャの地方都市。
乾燥した大地にオリーブの木々があちこちに・・・
幹線道路に入ると、道路沿いには建設途中の家や店舗、オフィス、ビルが目立つ。

そして営業していないガスステーションや商店、山のように積み上げられたゴミ・・・


「このギリシャの情勢不安や財政危機によって、完了しないままの工事も多く
ゴミも処理することなくそのまま放置されている状況が増えつつある」

そのようにガイドが説明した。

またギリシャの遺跡関係も、財政危機のために修繕がストップしたり
発掘が途中でストップしているところも多く、オリンピアの遺跡もそのひとつだという。

このところのギリシャ危機のニュースで、ギリシャが大変な状況にあることは耳にしている。
今回のクルーズではそんなギリシャへの寄港が多くある。
どれだけ観光客の私達にも影響があるのか、治安はどうなのか、
現地の人達の生活はどうなのか・・・ 

改めて不安に感じながら、オリンピア遺跡に向かう。


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