★Cruise - HAL/Nieuw Amsterdam (2015) Greece

26. フォトジェニックなイアの街

日曜日, 8月 23, 2015Coyote



山頂に着くとそこはフィアの街。

サントリーニを始め地中海の島々で見られる白壁の建物。

これは強い日差しを避けるためらしい。






日曜の朝9時前ということもあってか、フィラの街の店はまだクローズ状態。



山頂の幹線道路らしいところに出ると、レンタカーやレンタルバギーのお店が並んでいる。

この日はAUS夫婦のマリアとバーニー、USのシャロン、AUSのアディ、そしてUSのジョージと

レンタカーを借りて島を周ろうと考えていた。



車に乗るのは6名、バンタイプの車か大型車を探すがどこも5人乗りのコンパクトカー。

車は2台に分乗しようと考えてると、USジョージは

「俺はバスでイアに行くわ〜! じゃあな」

と消えていった。



このジョージ、72歳の元気爺。

英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ギリシャ語、トルコ語も話せる。

ご夫婦揃って旅行好きで1年の半分は旅行という優雅な生活。

でも犬の世話があるからと旅行はいつも夫婦別々でいくという不思議なご夫婦。

今回の旅行もクルーズを2区間24日。

その後ちょうどいいフライトがないからと、別のクルーズに乗ってそのまま大西洋横断。

帰国したら今度は奥様が旅行に行くんだと。



こんなジョージ、いつも一人旅をしているせいか、とってもマイペース。

一緒に行動していたはずだけど、いつの間にか消えていたり、突然合流していたりするため

ここでバスで買って行くと聞いても心配なし。



「ジョージ、またその辺で会おうね」

と、私たちも出会って数日なのにみんなスッカリジョージのパターンは理解済み。

ジョージだけでなく、気がつけばそれぞれの個性をすぐに把握し合っていた不思議な仲間。




車はマニュアルのコンパクトカー。
世界各地をドライブ経験あるAUS旦那バーニーが運転、助手席はUSシャロン。
で、ナビは私という不思議な取り合わせ。
とりあえずイア目指して出発!

サントリーニの風景を雑誌やテレビで見て、一面白壁の建物というイメージを抱いていたが
ドライブしていると、島のほとんどは岩肌が見えるような荒野。



それでもそんな荒野の中にポツンと建つ教会は、白壁に青いドーム屋根。


途中には、近くのホテルのプライベートビーチなのか、デッキチェアとパラソルがセットされたビーチが。
しかしこの日は風が強く、ゲストはほとんどいない様子。

車を走らせ30分ほどでイアの街。
サントリーの風景で紹介されるのはこのイアの街。

サントリーの建物は断崖をくり抜いて作られ、室内は洞窟のよう担っている構造。
その洞窟から前面を張り出すために屋根はかまぼこ状になるのだとか。

そのため、建物の屋根部分が上の家のテラスだったり

レストランのテラスになっていたり…

よーく、家の構造を見てみるととっても面白い。
青い海、青い空、そして白い壁
このコントラストがやはりこの島の魅力のひとつに違いない。
人気の撮影ポイントは、細い路地を入ったところなどにあるが、そこは観光客が押しかけており
写真を撮るのに行列。
行列だけならまだしも、撮っている最中にフレームに入り込むようなポジションで撮影する人もいたり
写した写真をその場で確認して、気に入らないのか何度も撮り直す人が…



美しい風景、素敵なアングルがあっても、それを活かしきれる腕を持っていない私は
早々に諦めて街から眺めた船の写真を撮る。

クルーズの時、陸上から自分の乗っている船を見て
「やっぱり ウチの船 (勝手にウチの にしちゃってる)、美しいわ〜♡」
と自己満足をするのが恒例な私。

イアの街をウロウロしてると、フィアでバスに乗ると消えて行ったジョージが気がついたら合流している。
「車、あと1人ぐらい乗れるから乗って行きなよ」とバーニーが声かけると
「そうか!じゃあそうするか⁉︎」
と言いつつ、また消えた。

消えたジョージを待つことなく、探すともせず、私たちはまた車に乗り込みドライブ。

ちなみにジョージはイアを後にし、1人でビーチに行って海水浴を楽しんだそう。



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