★Cruise - HAL/Nieuw Amsterdam (2015)

16. なんとなくの「知人」

木曜日, 8月 20, 2015Coyote



ベニスの景色を眺めながらの出航。
ベニス海域を出るまでに1時間ほどかかり、あっというまに夕暮れ。
今日の夕食はどうしよう?
ひとりでリドで食べようか、勇気出してメインダイニングに行って
初対面の人達と相席で食べるか・・・
そう思っていた矢先に、船内で私の名前を呼ぶ人が・・・


「今日のディナーどうするの? 私達はリドで簡単に済ませるつもりだけど
もし良ければ一緒にどう?」


独りで食事するよりも、人と食事したほうが何倍も楽しい。
しかもひとり旅の私に気を遣ってお誘いしてくれたのがまた嬉しい。


「じゃあ7時にリドで!」


声をかけてくれたのはオランダからのご夫婦。
このご夫婦とはベニスの空港からのシャトルバスで出会った。
私の後ろの席にいた方たちが、私にベニス内の交通について質問をしてきた時、
オランダ人のご主人がフォローしてくださり、一緒にお話をしていたのだ。
そんなとき、バスからクルーズ船が見え、会話の中の1人が


「明日からクルーズなんだよね~」


と言ったとたん、そこにいたみんなが同じクルーズ参加者だと分かったのだ。
バスを降りるとき、オランダ人男性が


「もしかして君、Cruise Criticの人でしょ?」

「???」

「俺、君に何度かレスしてるよ」




Cruise Critic とは クルーズ情報サイト。

そのサイトには、Roll Callといわれるクルーズ参加者が
「〇〇のクルーズに参加する人!」 みたいな形でスレッドを立てるコーナーがある。
クルーズに参加する際には、毎回こちらに書き込みをして
事前にクルーズ参加者と交流を持ったり、情報交換をしたりする。
今回のクルーズもいつものように書き込みをしており、
確かに私の書き込みにレスを入れてくれていた男性がいた。



「あ~~!! もしかして〇〇(サイト上のハンドルネーム)!?」



サイトのプロフィールに貼ってある写真とは全く持っての別人だったために
GAPがありすぎて、しばらく現実を受け入れるのに時間がかかったが(笑)
「なんとなく知人」を見つけて安心・・・ 


彼の方は、日本人の独りクルーズということで、すぐに私だと思ったとのこと。


夕食はご夫婦と3人で・・・
ご夫婦は今回のクルーズの寄港地は殆ど行ったことがあり、
今回は特に予定は立てず、気ままに港周辺をウロウロののんびり旅をするそう。

また奥様が台湾人ということで、欧米のみならず、アジアへの渡航歴も多く
また、アジア文化への理解もあるために、いろいろ興味深いお話を聞かせてくれる。

初日のディナーは独り寂しくとるかと心配していたが、
期待以上に楽しく充実したものになった。

ネットの掲示板での出会い。
私がHALでは珍しい日本人でなければ、彼は私を見つけられなかったかもしれない。
またネットがなければこのような出会いさえもない。
たかがネット、されどネット・・・




この日食べたもの??
あまりお腹が空いてないから~と、ガンボ風のスープだけ食べていたんだけど
オランダ夫妻がステーキを食べているのを見てたら私も・・・
結局
  • スープ
  • サラダ
  • ステーキ &マッシュポテト
  • デザート
と、メインダイニングで食べるのと同様にシッカリ頂きました。


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