12:00すぎにホテルに戻り、預けていた荷物をピックアップ。
石畳の道をスーツケースを引っ張って、橋はスーツケースを持ち上げて・・・
誰だ?イタリア男は優しいって言った人。
重いスーツケースを抱えて橋を昇り降りする人がたくさんいても、誰一人助ける人はいない。
私のようなオバサンならともかく、若い女性も年配の方たちにも、
誰一人手を貸すものがいない。
まあ、そこにいたのは皆観光客だったのかもしれない。
あるいは、いちいち手を貸していたら、
この観光客の多いベニスじゃキリがないのかもしれないが。
ホテルすぐ近くの橋を渡っていると、かすかにクルーズ船が見える。
船の色、ファンネルを見る限り、私が乗る Nieuw Amsterdam (ニューアムステルダム)に違いない。
船を見た途端にテンションが上がりまくり~
ローマ広場からPeople Moverに乗ると、Holland Americaのタグを付けた
スーツケースを持つ人たちが・・・
これからこの人たちと13日間一緒の船に乗るんだ~と心の中で呟きながら、
周囲の人たちを観察。
中には気さくに挨拶をしてくる人、会話の中に混ざってくる人、普通に話しかけてくる人、
挨拶をしても知らんぷりする人・・・
でも、なんとなく互いにタグをチェックしながら人間ウォッチングをしているようにも見える。
People Moverを降りて港のゲートまでテクテク歩く。
ゲートのところにはHolland Americaの看板を持ったスタッフがターミナルへ誘導してくれる。
クルーズのチェックインまで時間があるので、晴れていることだし
再度ベニスの街の観光に出かけるとしよう。
ホテル前の道路には、野菜やフルーツを売るスタンドが建てられ、
地元の方とおぼしきお母さん方がお買い物。
ベニスのような車が入れない場所だと、売り物を運ぶだけでも大変なんだろうな・・・
前日と打って変わって快晴。
しかも湿気もなくメチャクチャ気持ちの良い天気!
これぞ夏のヨーロッパって感じでしょうか。
(って、ヨーロッパあまり知らないんだけど・・・)
天気が良いと写真も綺麗だ。
腕前は別として・・・
ベニスの表通りは、お土産物屋が立ち並んでいるけれど、ちょっと脇に道をずれるだけで
静かな場所や、洗濯物が外に干されているような生活感があるような場所に出会える。
ここは、個人所有らしいボートと、私道のような細い運河。
街にはウォーキングをしている人や、出勤途中の人たちと
早速観光を始めているような観光客たちが・・・
クルーズのチェックインは12時からだけど、散歩がてらにホテルからクルーズポートまでの道をチェック。
クルーズポートへはローマ広場まで行き、そこから出ているPeople Moverで港まで行く。
People Mover |
People Moverの駅をチェックし、ついでにチケットも先に購入 (€1.50)
People Mover |
初めてベニスに来たのに雨とは・・・
基本的に晴れ女の私。旅行中雨に降られることって少なく、例え雨が降ってもそれは移動日とか、
外に出たとたん雨が止んだり、といつもツイている。
でも今回は・・・泣
日ごろの行いが悪いせいだろうか、3年ぶりの休暇だというのに雨、アメ、あめ・・・
ホテルでチェックインする際、オーナーのお兄ちゃんがベニス本島の地図をくれ
見どころに行く際のルート地図に記してくれた。
また食事をするならこの辺りが安くて美味しいとか、本島内ならヴァポレット(水上バス)を使わなくても歩いて回れるなどいろいろアドバイスをくれ、勇んで外に出たのに外はこんな感じ。
持ってきた折り畳みの傘をさして、バッグをポシェットのような小さ目のものに変えて出かけた。
ベニスの街はこのように細い道や入り組んだ道がまるで迷路のようになっている。
初めはホテルのオーナーさんから頂いた地図を見ながら、お勧めの道順を歩いていたものの
雨が強くなってきて、あっというまに地図も自分もずぶ濡れ。
しかも地図に書かれた道順やメモは滲んでしまって用を足さない。
初めて乗るエア・ベルリン。 LCC(Low Cost Career/格安航空会社)に属する航空会社。
LCCというと安い分、飲み物・食べ物が有料だとか、預け入れ荷物が有料だとか、座席指定ができない(および指定がない)、遅延が多い、乗り継ぎ保障がない、マイレージがたまらないなどのデメリットもある。
ただこのエアベルリンはLCCでも、飲み物・食べ物が無料だし、預け入れ荷物も無料、乗り継ぎ保障ありの、ワンワールドのメンバーという、LCCでも少々割高の上位クラス?の航空会社。