そしてバブルまっさかりの当時は、海外旅行といえばハワイ・・・というのが定番であったものの、地方住まいの高校生のコヨーテ。当時周囲にハワイへ行ったことがある同級生なんてほんの数人程度。
そんなこともあって、憧れのハワイ、芸能人が好んで行くハワイがとっても楽しみだった。
1月のハワイ。ロサンゼルスも日本ほど寒くはなかったがジャケットを羽織る程度の気温だった。しかしハワイは常夏の島。ホノルル空港はどことなく花の香りが漂い、南国ムードたっぷり。
午後はハワイへの移動。
ということで、あまり時間がないために、ホテル周辺を散歩しながら、近くのMacy'sへお出かけ。今から25年前の高校生なんか、今の高校生と違って出かけても何を買っていいやらわからない。当時はインターネットなんかもないから、日本では手に入らないアメリカのブランドなどという情報なども皆無。
当時 ディズニーランド=遊園地 というイメージを持って訪れたけれど、行ってビックリ!今でこそ、テーマパークなんて言葉があるけれど、まさに通り!
遊園地なんて言ってはいけない、しかも楽しんでいるのは子供ばかりではなく、大人も楽しむ遊園地。そんなイメージを受けた場所だった。
ディズニーのファンじゃないと言いながらも、ミッキーやミニー、ドナルド、グーフィーなどの着ぐるみをみれば駆け寄って写真撮影!
もう、まさにおとぎの国という感じで感激したのを覚えている。
それというのも、アメリカからメキシコへ入国するには出国審査も入国審査もないけれど、アメリカへの入国に関しては入国審査が厳しく行われ、車で入国するにも徒歩で入国するにも、審査にじかんがかかり、この写真のような渋滞を引き起こしていた。
周囲はスペイン語の看板、聞こえてくる言葉もスペイン語。
日本のような島国では、陸続きで回転ドアを超えただけで別の国、そしてその国では全く違う文化・人種・言葉・・・というのがなんだかとても不思議に感じた。