◆ ちょっとしたアメリカ周遊 (Oct. 2006) USA - New York

16. 空港のセキュリティ

月曜日, 10月 09, 2006Coyote

 

2001年9月11日の同時多発テロ以降、空港のセキュリティチェックが厳しくなった。
空港だけでなくアメリカ国内では人が多く集まる場所や、
オフィスの入り口などでも厳しいチェックが行われるようになった。テ

ロ直後にアメリカを訪れた時は、フーバーダム近くで武装した軍人の検問にあい、
車のトランクの中までしっかり調べられたこともあった。
空港では液体の持ち込みはもちろんのこと、手荷物のPCなども検査員の目の前で
一度電源を入れさせられることもあった。


2006年に訪れたNY州のロチェスターの空港では、小さな空港だし国内線に乗るからと

8時半のフライトに合わせて1時間半前ぐらいに空港に着いた。
チェックインカウンターはセルフのみオープン。

ビジネスクラスやファーストクラスなどの優先チェックインなどもなく、
チェックインする人は皆セルフでチェックインをしなければならないために、
日頃優先チェックインカウンターを利用しているビジネスマンたちも大慌て。
きっとギリギリで空港に到着した人も多かったのかもしれない。
実は私もマイレージ上級会員のステイタスを利用してチェックインしようと思っていただけに
アテが外れてがっかり・・・


混雑している空港でなんとかチェックインを済ませ、
預け入れ荷物を係員に渡そうとしたがここでも大混雑。

なんと預け入れ荷物をひとつひとつ開けて係員が中身を全てチェックしているのだ。
アメリカ人って荷物のパッキングがヘタで開けらたスーツケースの中はまるで
バーゲン会場のワゴンの中のようにグチャグチャ。
パッキングというよりも、ただ必要なものをスーツケースに放り込んだだけのような状態。
私のスーツケースの中も決して整理してあるレベルではなかったものの、
私のスーツケースを開けた係員が「どうやってこんな綺麗にパッキングするんだ?」と
冗談を言っていた。



やっと荷物のチェックが終わって、セキュリティポイントに並ぶものの搭乗時間まで時間がない。
近くにいたビジネスマンも焦っている様子でどの便に乗るのか聞いてみると私と同じ便だった。
周囲にいた人たちも互いに搭乗券を見せ合って同じ便に乗ることを確認。
「すでにチェックインはしてるから飛行機は離陸を待つはずだ。
それにこれは私達の責任じゃないし、あとはセキュリティポイントを通ればOKだよ」
そう口々に言って安心しきった。


しかしロチェスターの空港ではセキュリティチェックが厳重に強化されていた。






まずはこの機械。
今はこの機械もいろんな空港に設置され目にすることも増えてきたが、
この当時目にしたこともなく周囲の人たちも皆興味津々。

この機械にはベルトや靴、すべて身につけてチェックを行う。
このシステムは爆弾や麻薬をスキャンするシステムらしい。
ゲートの中に立つと、プシュッ プシュッと空気が全身にかけられ
そのままの姿勢で1分~2分人体実験にかけられたかのように、スキャンが開始される。
ゲート奥はドアのようになっていて、検査が終了終了するとドアが開いて検査終了。








第2関門は通常のX-Ray。ここでベルトやジャケット、靴を脱がされBOXを通過。
このとき既に搭乗時間5分前になっていた。









小さな飛行機だから全てコーチシート。しかも飲み物などのサービスは一切なし。
搭乗時間ギリギリだったけど、まだセキュリティーを通過していない人がいると踏んで
一緒にセキュリティを通過した人たちとのんびりコーヒーだけ購入して搭乗。



なんとか搭乗に間に合ったけれど、こんなにも時間がかかるなんて想像もしなかった。
それにしてもこの厳重なセキュリティー、ここがNY州だからだろうか?
それとも、何か警戒レベルがUPしていまうようなことがあったのか?
この旅行中の何度かの移動でも、こんなにも厳しいチェックはここだけ・・・
ロチェスターの空港ではコレが通常なのかな??未だに謎である。






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