◆ ちょっとしたアメリカ周遊 (Oct. 2006) USA - New York

13. Erie Canal

日曜日, 10月 08, 2006Coyote

 

エリー運河( Erie Canal )はアメリカ合衆国ニューヨーク州にあり、
ハドソン川からエリー湖までを繋ぎ、五大湖と大西洋の間の舟運を可能にした運河である。
最初に提案されたのは1699年であったが、1798年になってやっと
ナイアガラ運河会社が設立され建設の準備が始められた。
最初にその一部が開通したのは1819年であり、全通は1825年10月26日であった。
全長は363マイル (584 km)、幅は40フィート (12 m)、深さは4フィート (1.2 m)である。
閘門は83箇所あり、それぞれ幅90フィート (27 m)高さ15フィート (4.5 m)となっている。
通行可能な船の排水量は75米トン (68 メートルトン)である。 エリー運河は東海岸と西の内陸部との間の交通手段として、
動物に曳かせる荷車より速く、当時の荒地を行くよりも輸送費用が95%節約できた。
派生的にニューヨーク州西部への人口移動がおこり、
さらに西の領域へ開拓の道を開くことになった。現在はニューヨーク州運河システムの一部である。(Wikipedia








水上交通によって、相互間およびこの運河周辺地域の工業・商業・農業が発展したとも言われる。

また、五大湖周辺からはミシシッピ川が水運として発達。
エリー運河・ミシシッピ川を囲んで、この東部から南部が発達したのは
この運河などによる水運の発展のおかげとも言われるらしい。





この地図でもわかるとおり、五大湖からミシシッピ川の周辺にはこのように運河などが

この一帯の産業の発展に貢献してきた。

実際、このエリー湖周辺には発展している都市が点在している。
今回の旅の出発地点そして終着地点でもあったRochesterは
ボシュロム( Bausch & Lomb )・ゼロックス( Xerox )・コダック( Eastman Kodak )の本拠地。

五大湖周辺といえば、社会の授業でも習った五大湖工業地帯だ。
ついでに、このエリー運河に平行して鉄道も走るようになってこの一帯で、
製油王だの、鉄鋼王、石炭王が生まれ、この土地と共に
アメリカンドリームをつかんだ大富豪も生まれた。

私達は Canandaigua から Rochester までこの運河沿いをドライブしてみた。


イメージ 3



所々閘門があったり、運河のほとりに公園やらキャンプ場を併設しているところも多く、最後に訪れたロチェスター近くの公園には家族連れで賑わっていた。

先住民から土地を奪った入植者達はアメリカという広大な土地を有効利用するために文明の力を利用したりして発展させ、現在の大国アメリカを作り上げていった。この水路、運河もアメリカ発展に重要な役割を果たし、そして今も尚このシステムを有効に利用している。








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