昼間だったら車の通りがあるフリーウェイも、夜中の3時ともなれば通る車は長距離トラックだけ。
しかもこの通り外灯はまったくなしの真っ暗な中、アルバカーキまで車を飛ばす。
激安航空券で午前なんて指定でチケットを取った最大のミス。
途中でガソリンを入れようと思っても幹線道路沿いのガスステーションはお休み。
遠くに明かりがついているガスステーションを発見するものの、フリーウェイからも距離があり
そこまで行くのが不安でもある。
日中は30度近くまで上がる日もあったサンタフェだけど、夜なると一気に冷え込む毎日。
お部屋のバスではなんとなく温まった気分がしない私は、ほぼ毎夜目の前にあるプール横の
ホットタブへ体を温めに行っていた。
日本のお風呂のように熱いわけではないが、生ぬるいお湯の温度でも
ジャグジーをONにして30分も入っていると体が温まる。
その上、空を見上げると満点の星。
山の中のリゾートだけあって、夜空を遮る光などもなく、月と星だけがあかり・・・
そんな気分でホットタブにつかる。
上記の写真はサンタフェにあるアメリカ最古の家。12世紀ごろにたてられたというこの家は
一般公開されているが、中はただのあなぐらのような部屋?広間?がひとつあるだけ。
最後にここを見学して中心部のプラザに戻った。
プラザにはまだまだネイティブたちが露店を出して商売をしていた。
いつもの定位置に座って商売をしているマリアは私を見つけるなり声をかけ、私もマリアの元へ。
翌日サンタフェを離れるお別れを言いに来たと伝えるととても寂しそうにして大きなハグを。
周囲にいていつの間にか仲良くなった人たちもハグして別れを惜しんでくれた。
最後だからと、この日はじっくりマリアの店でお土産を選ぶ。
ナバホラグとサンドペインティングが欲しいことを伝えると、
「ここで売っているナバホラグはいかにもお土産用のものだから
本当に興味があるのなら私があなたの為に作ってあげる。
いつか次はリザベーション内の私の家に滞在しなさい。」
サンドペインティングにはそれぞれの絵やマークに意味が込められている。
前日にアビキューに行って、すっかりオキーフ・ワールドに染まってしまっていた私は
朝一番にサンタフェの中心部にある オキーフ・ミュージアムに出向いた。
Georgia O'Keefe Museum
朝一番にサンタフェの中心部にある オキーフ・ミュージアムに出向いた。
Georgia O'Keefe Museum
217 Johnson Street
Santa Fe, NM 87501, United States |
◆ スピリチュアルな旅 南西部(May. 2005)
USA - New Mexico
エンターテイメント/芸術
19. これぞまさしくオキーフが描いたアビキュー
水曜日, 5月 04, 2005Coyoteいよいよオキーフが40年住んでいたゴーストランチに到着。
周囲には何もない広い敷地、現在は長老派教会が運営し
セミナーハウスとして一般に開放されているとか。
ここの敷地の高台には彼女が住んでいた家があるが、
そちらの見学は解放日が指定されているうえに、予約が必要ということで私は敷地内を散策。
どうもこちらは何かの映画の撮影で使用されたものが、そのまま残っているそうだが
なんだか大草原の小さな家を思い起こさせるものがある。
こちらの広大な土地はワイアットアープ、ワイルドワイルドウェスト、
ミッシング、シルバラード、シティスリッカーズなど、多くの映画の撮影に使われている。
またこのような古いリヤカーのような荷車のようなものがおかれているが、
ポンとそこに置かれている状況が、またなぜかこの土地にしっくりくる。