クルーズに行こうと思いついていろいろリサーチをしていても、船旅なんて私にとっては未知の世界。
想像力豊かな私でも妄想ばかりが膨らんで、実際のイメージが沸かないことも多かった。
初めての船旅、母も同行するなら日本語の添乗員がついたツアーに参加したほうが楽だと思ったり、
全部自分でやってみようと思ったり・・・いろいろ悩んだものの、
結局アメリカ旅行の最中にクルーズを組み込むことにしたために、
思い切って自分で予約から何からやってみることにした。
クルーズに参加する場合、申し込み方法は次の通り。
クルーズ船には様々なタイプの客室がある。
客室のカテゴリーは船によって若干呼び方などの違いはあるけれど、
大きく分けると窓がないインサイド、窓が付いているアウトサイド、ベランダつき、そしてスイートと4つ。
スイートは更に様々な呼び方でいろんなタイプが存在する。
クルーズ船で一番安い価格だと「大広間で雑魚寝」を想像する人もいたりするが、それはフェリーの話。
クルーズ船はホテルと同じできちんと個室が与えられるのでご心配なく!
かといってテレビや雑誌などで紹介されるような超ゴージャスな部屋はスイートのお部屋。
必ずしも全てのお部屋があんなに広くてゴージャスではないのでご注意を!
クルーズで表示される価格は一人当たりの料金。
1部屋あたりの料金ではないために、1人で利用する場合は1.5~2倍の費用がかかる。
部屋にはシングルベッドが2つ用意されていおり、2つを繋げてダブルで使用、
あるいはセパレートで使用、好みでセッティングを変えてもらえる。
また部屋は基本的に2人部屋ではあるけれど、ソファベッドや2段ベッドがある3人や4人で
利用できる部屋もあったりもする。
クルーズ船は洋上のホテル。
普通のホテルにグレードがあるのと同様にクルーズ船にもグレードがありそれぞれ特徴がある。
一般的に船の大きさと費用は反比例。
大きな船は客室数も多く乗客をたくさん確保できることからクルーズ費用を抑えることが可能。
一方で小さな船は乗客数が少ないために負担する額も大きくなってしまうことから
費用は高めに設定されている。
またグレードの高い船ほど乗客と船のクルーの比率が少なく、ゲストへのサービスが行き届くよう計らわれている。
船のグレードごとの一般的なデータはこちら・・・
世界一周などのクルーズは別として、多くのクルーズ船は季節にあった海域で
一定したコースを航行している。コースは出港・帰港も同じ港を利用する周遊コースや
出港・帰港の港が違うコースの2種類。
(出港・帰港の港が違うものは、往路・復路と2コース設定)
船は海域がオフシーズンになると、別のオンシーズンの海域に移動していく。
例えば、夏場アラスカを回っていた船は南下し、アメリカ西海岸やパナマ運河などのクルーズに移ったり、
カリブをクルーズしている船はハリケーンシーズンになると北上し北米東海岸のクルーズに移る
アジア・南太平洋
- アジア(通年)
- オーストラリア/ニュージーランド(冬)
- ポリネシア(通年)
幼いころに横浜の山下公園に留まっている氷川丸を見て船に憧れ、
横浜博の際に大桟橋に係留されホテルとして使用されていたクイーンエリザベスⅡを見て
船旅に憧れた私。
時折横浜の大桟橋に入港する飛鳥Ⅱや他の外国船などを見ては
「いつかはクルーズをしてやる!」と思いながらも、現実はフェリーか観光地の遊覧船や
ディナークルーズ、休日にモータークルーザーやヨットで近場をウロウロするのが関の山だった。
そんな私がいざクルーズに参加することになり、下調べをし始めた。
クルーズに参加するとなったらまず・・・
- 予算
- コース
- クルーズの長さ
- 船会社
- 船室
- 予約方法
モントリオールからは船旅!
ボストンからはドライブで秋のニューイングランドを楽しみ、
次は船でアトランティック・カナダの秋を楽しもうとの企画。
クルーズはモントリオールから北米東海岸を南下、10泊かけてフロリダまで向かうというコース。お世話になる船は、写真のHolland America Line (ホーランド・アメリカ/HAL)の Maasdam(マースダム)。
Maasdamは客船の中では中型規模のもの。
重量:55,000トン
全長:720フィート(約720メートル)
横幅:101フィート(約30メートル)
乗員:557人
乗客:1200人