★Cruise - HAL/Maasdam (2008)

41. クルーズまでのプロセス

土曜日, 10月 04, 2008Coyote



クルーズに参加しようと情報を収集し、私と母が参加するクルーズが決定。
英語がわからない母のためにも本来は添乗員付きのツアーに参加するほうが断然楽ではあったが、
スケジュールの都合上ツアーでの参加は断念。
せっかくだから備忘録としてどんなプロセスで準備をし、クルーズにまで至ったかを書いてみる。



【コース】


母から「秋のニューヨークに行ってみたい」と言われたのが2008年の秋の旅行のきっかけ。
映画「Autumn In New York」を見てからずっと秋のNYに行ってみたかったのだという。
「どうせNYまで行くなら、ニューイングランドの紅葉も見に行こう」と私が提案。
訪問先を調べるうちに「カナダ・ニューイングランドクルーズ」というものを見つけ「これだ!」ということに・・・


実はクルーズに参加したいのが先ではなく、調べるうちにクルーズに参加するアイデアがひらめき、
そこから旅行の計画を立て直した。




【船会社と船選び】


当初は母の希望だったNY訪問を叶えるために、NYに寄港する船を考えていたが
いろいろ調べるうちに船会社によってクルーズのスタイルが違うことが判明。
結局私が選んだのは Holland America Line (HAL)という会社。
老舗の船会社、伝統を重んじ内装もクラシカル。
しかも落ち着いた雰囲気でシニアに人気の船だと聞いて、母とのクルーズにピッタリだと考えた。

カナダ・ニューイングランドのコースにはHALからはMaasdamとEurodamの2隻が運行。
Eurodamは新しい船で8.6万トン(乗客数2000人)
Maasdamは5.5万トン(乗客数1200人)

大きな船のほうがいい、新しい船のほうが良さそう・・・
そんな思いでEurodamに興味があったけれど、クルーズの掲示板を見ると
「新しい船は意外にトラブルがある」
「過去のレビューがないだけに様子がわからない」
「新しい船はクルーたちも不慣れ」
そんな言葉を目にした。

一方でMaasdamはHolland America Lineの代表的な船のひとつで、HALらしい船だという。
船の大きさに比べて乗客数を抑え、キャビンも他の船に比べて広く取られている。
またMaasdamのコック長が変わってからMaasdamの食の評判が良いとの報告も。

このようなレビューを参考にし、HALのMaasdamに決定!



【客室選び】

お金に余裕があればベランダ付きやスイートに泊まりたいところだが、
クルーズの前後にもいろんなところを訪問する予定もあり、スタンダードキャビンを選んだ。
レビューなどでもHolland Americaのキャビンは広めだとの聞くし、
母は酔いやすいために船旅に憧れは持ちつつもそのことを心配していたため、
スタンダードキャビンなら船体の下層部に位置し、揺れも少ない。
そしてOutsideキャビン(窓付きキャビン)ならバスタブも付いているということで、
安い船底のOutsideキャビンに決定。



【予約方法】

飛行機の予約や海外ツアーなどの予約と違って、クルーズの予約はかなり前から始める人が多い。
特に人気のあるクルーズ船やコース、処女航海、ホリデークルーズなどはすぐにいっぱいになってしまうという。
またクルーズの予約は1~3カ月前から取消料が発生、それまでは無料で取り消しが可能なため、
興味があるクルーズがあるととりあえず申し込みだけ済ませるというベテランクルーザーも多いらしい。

私は半年以上も前に申し込みをしたが、すでに客室は80%近く埋まっていた。
後から聞いた話だが、HALのカナダ・ニューイングランドクルーズは、HALらしい客層の人が参加し、
HALらしいクルーズだという。
HALのベテランクルーザーの中には何度もこのコースのクルーズに参加しているという人もいた。
また、カナダ・ニューイングランドのクルーズで一番人気なのは紅葉シーズン。
ベストシーズンがいつになるか微妙な紅葉だが、クルーズで紅葉を楽しもうと
9月末のクルーズは特に人気があるという。

とりあえず予約をするのに、諸事情でツアーに参加することは断念し自分で予約をすることに。
アメリカのクルーズ予約サイトには様々なディスカウントや特典がつけられたクルーズが販売されている。
初めはネットで簡単に予約ができるものだと思っていたら、多くのクルーズ予約サイトでは
海外居住者は電話での申し込みしか受け付けないところも多く、
ネットだけで申し込みができるところは少なかった。

私が利用したCruise.comもネット上で申し込みを終えたら電話での確認が必要となり、
結局電話をかける羽目になってしまったが、専任のクルーズ・コーディネーターが
丁寧に対応してくれ申し込みが完了。
電話での対応を避けていたけれど、結局コーディネーターがいてくれたおかげで、
客室選びも「xxの部屋よりも○○のほうがエンジン音が聞こえませんよ」とか
「xxのツアーは人気なのでクルーズ前に申し込みしておいたほうがいいですよ」など
いろんなアドバイスをもらえた。

【ファイナル・ドキュメント】

クルーズが近づくとクルーズ会社から「ファイナル・ドキュメント」として諸々の書類が届く。

Maasdam Final Document


こちらが実際に届いたもの。
中には寄港地で催行されるツアーの紹介やクルーズの規約やドレスコートなどの説明などのパンフレット。
クルーズのチケットにラゲージ・タグ、留守宅においておくためのコンタクトリストなど・・・

このファイナル・ドキュメントが届いてクルーズに参加する実感が沸いてきた。

あとは、クルーズに参加する2週間前ぐらいにオンラインでチェックインを済ませておく。


これらのプロセスを面倒と思うか楽しいと感じるかは人それぞれ。面倒だと思う人は至れり尽くせりのツアーなどに参加すれば良いだろう。

私? きっと次回クルーズに参加することになっても同じように自分で手配するだろうな。







クルーズ関連の人気ブログの検索はにほんブログ村 旅行ブログ 船旅へ からどうぞ!


You Might Also Like

0 コメント

subscribe and follow

Instagram Photos

連絡フォーム