90 3日間の洋上生活
土曜日, 10月 11, 2008Coyoteハリファックスを出航した後は、フロリダまで一気に南下です。
ここから3日間の洋上生活。
海が大好きな私はこの3日間が待ち遠しくて・・・(笑)
3日間も船の中にいて退屈しないか??
誰もが考えることだと思うけれど、クルーズでは退屈するなんてありえないのです!!
毎朝配られるスケジュールには、ビッシリとイベントが記載されています。
あちこちでゲーム大会やら、○○教室といった感じでテーブルコーディネート術やら、
フラワーアレンジメント、デジカメ写真の撮り方、ダンス教室、テーブルセッティング、お料理教室などが開かれます。
私が乗った船はシニア向けということもあって、そんなに刺激的なイベントはなかったけれど、
大きな船や若い人向けの船、ファミリー向けの船などどの船もその客層に応じたイベントが
開催されているようです。
私の今回のクルーズで求めていたのは、優雅な気分に浸ってのんびりすること。
仕事中は1秒刻みで管理されている上、時間も不規則でストレスも多いため、
仕事以外ではとにかくのんびり、ダラダラすることだけを求めています(苦笑)
だから海外旅行に出ている間だけは、そんなストレスからも開放されそしてその期間だけは
規則正しく、朝起きて夜に寝る生活が送れるのです。
今回選んだHALのMaasdamという船は、そんな私の希望にピッタリの船。
ゆっくりと時間が過ぎていきます。
3日間の洋上生活は・・・
朝起きたらリドへ朝食を食べに行って、その後ゆっくりデッキやライブラリーで新聞や本を読んだり、
iPodを聞きながらデッキをお散歩。
午前か午後にひとつイベントに参加して、午後はアフタヌーンティーを頂きにちょこっとダイニングへ。
食べてばかりなので、朝食も昼食も軽めに頂くだけにとどめておきます(笑)
5時ごろからちょっとお昼寝してからディナーに向かい、ディナーの後はショーを観て、
そのあとラウンジで開かれているイベントに参加して1時ごろ就寝。
空いた時間に散歩をしたり、カジノで遊んでみたり・・・
のんびりすることがとても贅沢に感じます。
船は意外にもほとんど揺れを感じません。
普段、車酔いをすぐする母は酔い止めを持参してきましたがクルーズ中、
ちょっと揺れが激しい時に保険として2回ほど服用した程度。
私は全く問題なし。
船が南下するに従って、気温もどんどん上がっていきます。
カナダでは最低5度程度だった気温も、フロリダに着くころには28度。
船内のエアコンも暖房からクーラーに変わっていきます。
暖房からクーラーに切り替える際、船の大きさに機械が追いつかないようで
半日ほど蒸し暑く感じましたが寒いよりずっとマシ。
デッキで寝転がる人も増えてきて、プールで泳ぐ人、日光浴をする人の数も増えていきます。
船内のシグネチャーショップでは、カリブ海クルーズに向けてなのか冬物一層セールをしながら、
夏物の洋服が並び始めクルー達の制服も冬服から夏服に変わっていきます。
短いクルーズではいくら大きな船に乗っても、船の楽しみをほんの少ししか味わえないかもしれません。
クルーズの楽しみ方は人それぞれですが、寄港地の観光と船上での時間がこれだけとれるクルーズだと
十分満喫できますね。
クルーズで出会った方たちに
「このクルーズを初クルーズで選んだら他の船には乗れないわよ」
と言われた意味がなんだかわかったような気がしました。
HALはショートクルーズは殆どありません。
長いクルーズが多い割りに、船の大きさは中規模。
そして客室も施設もゆとりをもった造りをしているために、大型船のようにたくさんの設備はないけれど、
ひとつひとつが上品で、毎日足を運んでも飽きない感じです。
シニアに好まれるクルーズっていうのがわかる気がする一方で
このスタイルを好む私も、もう中年の仲間だということに気づかされます。
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