★Cruise - HAL/Maasdam (2008)
Canada - Prince Edward Island
73. 牡蠣を求めて・・・in PEI
火曜日, 10月 07, 2008Coyote旅先でその土地の美味しいものやローカルフードを堪能する!
というのが私の旅の楽しみのひとつである。
だから旅先で食べることは大きな意味を成し、重要な旅の目的のひとつ。
ここプリンスエドワード島(PEI)は、牡蠣とムール貝が名産と聞いて
貝好きな私がコレを食さなきゃPEIに来た意味がない!
ということで、シーフード・レストランへ。正直言ってPEIでは「赤毛のアン」よりも
こちらに興味がそそられていた。
ガイドブックなどには港近くのシャーロットタウンの街中のレストランと共に
郊外のシーフードレストランも紹介されており
「きっとドライブしていればどこかにある」ぐらいのつもりで車を走らせていた。
しかし!シーズンオフに入ってしまったPEIでは郊外のホテルやレストランが殆ど閉まっている。
こうなると意地でもレストランを見つけて牡蠣を食べたくなってしまう。
しかし島の主要幹線道路を走っているというのに、見渡す限り草原(上記の写真参照)。
すれ違う車も地図を広げて島内観光をしているような人ばかり・・・
こうなったら早めにシャーロットタウンに戻ってゆっくり街中のレストランで食べるしかないかな~
と思っていると「Oyster XXXX Company」みたいな看板を掲げている倉庫のようなものを見つけた。
牡蠣が食べたい一心でこの倉庫の敷地内に入り込み中を覗くと、
そこには若い男性達が防水エプロンと長靴姿で牡蠣棚のようなものから
牡蠣を取り除き出荷の作業のようなものをしていた。
「すみませ~~ん!!」
恥を忍んで大声で声をかける私。
大好きな牡蠣を食べるためにはなんだってするぞ!
「この辺りで牡蠣が食べられるレストランありますか?」
「う~ん、この時期だとクローズしてる店ばかりだからなぁ」
すると後方から別のおにいちゃんが
「Carr'sならやってるはずだよ。開店時間ももうすぐのはずだから
この先の道を右に曲がってまっすぐ行けばわかるよ」
念願の牡蠣にありつける~!とお喜びの私は、おにいちゃんたちにお礼を言い
案内された道に従って車を走らせる・・・
あった!!
おにいちゃんが教えてくれたCarr'sって店だ。
と思ったけど、レストランらしきものが見当たらない。
人の気配がする倉庫の方に行ってみると女性が出てきて
「ここはレストランじゃなくて直売所よ。レストランはもう少し行った所にあるわよ」と。
ニューロンドン湾に面した素敵な場所にレストランがあった。
開店10分前だったけれど、ウェイトレスのおねえさんが
「日本から来てくれたの?大歓迎よ!準備がまだ出来てないけど入って!」
と気持ち良く迎え入れてくれた。
おねえさんの従兄弟は日本に滞在経験があって、地元の新聞に日本のことを
コラムか何かに載せていたことがあるという。
いつも日本の話を聞いていたからいつか行ってみたいと・・・
まずはお目当ての牡蠣。こちらの牡蠣は、自社の養殖場で取れたものだそう。
比較的大きめなわりに味もしっかりしていてとてもクリーミー!
そしてこちらもPEI名産のムール貝とクラムを・・・
おねえさんお薦めの、ガーリック蒸しでいただく!
おねえさんお薦めの、ガーリック蒸しでいただく!
ムール貝もクラムも蒸し加減がバッチリ!プリプリで素材の美味しさを損なわないというか、
引き立てるような味付け。
PEIはロブスターも名物なんだけどこの日はお預け。
PEIはロブスターも名物なんだけどこの日はお預け。
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