客室へ行こうとエレベータへ・・・
エレベーターの中のマットはこの写真のように曜日が書かれている。
コレだったら旅行中、曜日を忘れることもなさそうだ！
私達のお部屋は４階。

エレベータに乗ると、他のゲストさんたちは皆さん陽気。
すでに皆がお友達かのようにお喋り。
この船はアメリカ人の参加者が多いけれど、アメリカ人ってどこでも誰とでもすぐに喋り始めるなぁといつも感じる。


「何階？」
「私７階。よろしくね～」
「アラ、アナタお金持ちなのね～～」
「ちょっと～！私、船底の４階、よろしく～～！！」
「私は少しお金持ちの５階」
「あら～、４階も５階も値段は変わらないのよ。ぎゃはは～」
「船底は揺れが少ないからいいいのよ～」
「そうそう、お金はあるんだけど揺れがいやだからね！」
「船底は景色がいいわよ～。どこに行っても水面が見れるから（笑）」
「何言ってるのよ。私の部屋なんか窓がないわよ！」


こんな調子でとにかく賑やか！その会話の輪の中に入れないまま隅で静かにしていた私と母。そんなとき、いきなり50代ぐらいの女性が叫んだ。

「ちょっと～～！貴女、コヨーテでしょ？？」
「？？？」
「私よ、私！Pamよ～♪」

といきなりHUGしてきたパムさん。

実は、クルーズの前にアメリカの有名なクルーズ掲示板で、
○日のｘｘクルーズに参加する人集まれ！
みたいなトピックがあったのを見つけ私も参加。
そのトピックには30人ちかくの人たちが参加し、互いにいろんなコメントを残していた。
もちろんクルーズ中にこの人たちと「オフ会」も企画されている。


私は「日本から母とクルーズに参加」と書き込みをし、また初クルーズということで
他のベテランさんにいろいろ教えていただいていた。
パムはその掲示板に書き込みをしていた人のひとりだった。


まさか初日のエレベータでその中の一人と会え、しかも相手が私のことに気づいてくれたのにはビックリ。
彼女曰く、殆ど日本人が乗らない船、しかも若い人が少ない船だからすぐにわかったとのこと。
白人だらけのクルーズ、アジア人はクルーしか見かけない船でな
んだか知り合いに会えた気分で嬉しくなった。


で、船底の４階に到着。パムも同じ階だったため「またね～！」と別れ互いに自分の部屋へ。



同じドアがたくさん並んでいて迷子になりそうだ。
私達のお部屋は８１２号室。
ここが新聞受けの役割をし、毎朝新聞やらが挟まれる。





そして客室のドアにカードを通しドアを開ける・・・

この瞬間っていつもなぜか緊張する。
緊張というかワクワクというか・・・　
どんな部屋だろうかと期待に棟を膨らませる瞬間でもある・・・