いよいよ待ちに待ったディナーの時間。
しかし気になるのは皆の装い・・・
この日のドレスコードはカジュアル。通常クルーズではフォーマルデーは
航海日などの余裕がある日に設定されている。
乗船日や下船前日、及び寄港地があるような日は支度のことを考えて極力避けている様子。
私たちはどんな格好をすればいいんだろう?
初めてのクルーズで勝手がわからない私は、Early Seatingの人たちが
ダイニングに向かうのを偵察しておこうと船内をウロウロ。
Wow!!
夜は別世界!
先ほどまでセーターやトレーナーにチノパン、中にはジャージ上下の人までいたのに、
目の前にはお洒落をした紳士・淑女がたくさん。
男性もジャケットにボタンダウンのシャツ、女性はワンピースやニットのアンサンブルなどに
品の良いアクセサリーをして登場。
中にはすごーーくカジュアルの方もいるけれど、ダイニングの入り口で止められはしないものの、
結構浮いていた気がする・・・
私と母は、すぐさま部屋に戻ってクローゼットの中からいろいろ引っ張り出して
今晩の服装を選ぶ。
そしてシャワーを浴びて、髪の毛をセットし、お化粧をしてアクセサリーもちょっと変えてイザ出陣!
緊張の面持ちで、ダイニングのある8階へ向かうと既にたくさんの人たちが、
ダイニングの扉が開くのを待っている。
ドアマンがハンディの鉄筋でダイニングが始まるチャイムを鳴らしながら8階フロアを歩いている。
扉が開いて、初めて目にするダイニング!
クルーに案内されながらテーブルに向かう。私達の席は入り口から
弧を描くようなフロアを歩いてちょうど正面。
すでに席についている方たちも多く、たくさんのテーブルの横を通りながら自分のテーブルへ。
初日ともあって、皆通り過ぎる人たちに目をやる。
誰も自分のことなんか見てないとわかっていながらも、緊張しぎこちなく歩く私(笑)
そんなとき通り過ぎようとしたテーブルから
「Hi Coyote!!」
と大きな声が・・・
避難訓練で出会った(おばあさんに一緒に怒られた)女性、コリンだった。
コリンの横には、これまた避難訓練でコリンと一緒に話した女性が・・・
すると、そのテーブルから
「あら~、コヨーテじゃない!」
とエレベータで会った、掲示板つながりのパム。
パムとコリン互いを紹介し、二人はどうやって私と知り合ったかを伝えあっていた。(笑)
いよいよ自分達のテーブルへ。
どんな人たちと同じテーブルなんだろう?
と案内されたのは・・・
こちらの4人掛けのテーブル。しかも相席の2人はこの日は来ず、母と二人・・・
(結局、この相手はディナーの時間を変更したらしく、クルーズ中ずっと母と2人席)
席に着くとすぐにテーブル担当者が挨拶に来た。
インドネシア人のスチュワートのTaufikとアシスタントのBayu、
飲み物担当はフィリピンの女性Maila。
そしてスーパーバイザーのインドネシア人のAgus。
とてもフレンドリーで言葉が通じない母もすぐに仲良し。
ディナーは前菜・スープ/サラダ・メイン・デザートとフルコース。
全て4~5種類ずつメニューがあって、好きなものをチョイス。
もちろんお腹の具合でパスもOK!
前菜は
トマト・アボカド・カニのサラダ
フレッシュ・フルーツのヨーグルトソースがけ
フルーツもちゃんと熟していてOK、カニのサラダはかなり日本人好みの味!!
スープは
ブルーベリーの冷たいスープ
海老とコーンのチャウダー
HALの冷たいスープはとても人気があると聞いて、ほぼ毎日いろんな種類のスープを試した。
チャウダーもホッとする味。
メインは
ラム・シャンク
NYステーキ
ステーキはミディアムレアでお願いしたけれど、多分運ぶのに時間がかかったのか
ミディアムぐらいになっていた。お肉が少~~し固め。
でも肉自体の味は美味しくてOK。
久々のアメリカン・ビーフ!結構アメリカンビーフが好きな私(笑)
でもリブアイとかティーボーンが好き。
ラムはお肉がナイフなしで切れちゃうくらいやわらかくて、ソースもとても美味しかった。
スゴイ大きさだけど骨が大きくて見た目ほどボリュームはない。
デザートはチョコレートとチーズクリームのケーキ
甘すぎず軽い口当たりのケーキで全て完食!(母はデザートはパスw)
ワインはこの日、カリフォルニアの赤(ジンファデル)をいただきました。
(クルーズではワインは有料。全てお部屋につけられます)
お料理の評判が良いとは聞いていたものの、正直アメリカの船だしアメリカ人のReviewだから
期待はしていなかったが、結構まともなお料理で満足。
味付けも比較的薄味、ソースがとても繊細な味で、日本人の口にも合う感じ。
これなら11日間のクルーズのお食事も楽しくなりそう!
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