バーモント州のバーリントンでの宿泊は Willard Street Inn

ダウンタウンの直ぐ傍の閑静な住宅地に建つ B&B 。バーリントンの町には多くのビクトリア様式の住宅が立ち並ぶがここのB&Bは１８８０年代後半に建てられた個人宅。持ち主は当時のバーモント州議員。１４ものベッドルームがあるマンションを今はB&Bとして使用。


上記の写真の玄関側は　コロニアル・ジョージアンスタイル。
ちょっと素敵なお宅にお邪魔しま～す！そんな気分で玄関前に車を停めて中に入る。


玄関のドアを開けると、マホガニーの木目と深いグリーンのカーペットの落ち着いたロビーが・・・　チェックインはフロントは奥の書斎のような場所で行う。ホテルなどのカウンターと違って、とてもゆったりした気分でチェックイン。


チェックインを終えるとまずはB&B内のツアー。共有スペースのある１階を案内してくれ、それぞれの使い方及び注意点などを説明される。写真はフロント横のスペース。



まずはダイニングルーム。
ダイニングルームには２４時間、コーヒー・紅茶、水、ジュース類が置かれており自由に飲んでＯＫ。バスケットに入っているフルーツも好きなときに・・・








広いキッチンも、キッチンを自由に使って構わないとのこと。一通りのものは揃っている様子。冷蔵庫は各部屋にないけれど、キッチンの冷蔵庫を好きに使える。



庭に面したテラスは朝食ルーム。朝食は２～３組ごと３０分ずつずれた時間であらかじめ予約をする。ゲストの希望時間に合わせて、スタッフがそれぞれのゲストをきちんともてなせるようにとの配慮が嬉しい。




広いお庭側から見るB&Bの建物は玄関側と打って変わってクイーン・アンスタイル。

このB&Bは、TripAdvisor のReviewを見て決めた。レビューでダントツ１位。殆どのお客さんが満点に近いレイティングをしてネガティブなレビューが一切ナシ。

即効ウェブサイトで予約状況を確認したものの空いていたのは１部屋のみ。それも私達が泊まる当日だけ。前後１週間しらべたところ全て満室という人気ぶり。お部屋はそれぞれ趣があり、調度品やデザイン、リネンなども全て違ったもの。でも１部屋しか空いていないためにそれらを検討する余地ナシ。すぐに問い合わせをし予約。

お部屋はこの上記の写真にあるタワー部分。
こういうB&Bにはエレベータなんかないはずだからと、事前に母と私の１泊分だけの荷物をまとめ、小さめのスーツケース１つでお部屋に・・・


階段の踊り場にもちょっとした椅子とテーブル、そしてゲームが備えられている。私達の部屋は３階。
スタッフの女性が荷物を持ってくれるとはいえ、大きな荷物をいくつもはやはり気が引ける・・・


部屋の中は、ベッドはクイーンサイズが１つだけなんだけど、家具なんかも白い籐で統一され、タワー部分には椅子、そして暖炉が・・・あいにくの天気だったものの、窓からは綺麗な庭とレイク・シャンプレインが望める。



バスルームは専用のものがあるけれどお部屋の外（笑）
この建物が実際の個人宅として使用されていたことを考えると、本来私達の部屋は屋根裏部屋程度のものだったのかもしれない。部屋の外にバスルームがあると言ってもドアを開けて隣にあるだけで特別不都合は感じない。（他のお部屋は全てお部屋内にある）

こちらは写真を撮るのを忘れてしまったけれど、どこかのお宅のゲストルームのバスルームといった感じで、可愛らしくタオルやらアメニティが置かれ大手チェーンホテルとはまた違った趣があった。

翌日の朝食は、数種類のメニューの中からオーダー。
私が頼んだのはクロワッサンのサンドイッチ



焼きたてのスコーンにパウンドケーキ。
クロワッサンのサンドにはスクランブルエッグとベーコン、トマトが挟まれ、見ての通りたくさんのフレッシュフルーツが添えられている。


都市部ではホテルを利用し、このような郊外ではB&Bやモーテルが便利。B&Bなどには日本で言う民宿程度の一般家庭のようなものから、豪邸を利用したもの、あるいは歴史的建造物を利用したものまで様々。宿泊客数も限られているために人気のB&Bは予約が難しいが、ホテルとは違った趣きがある。またInnやモーテルなどはただ泊まるだけならとても便利。

こうやって宿泊スタイルも用途に合わせて変えてみるのもまた楽しい。

Willard Street Inn
(802) 651-8710
349 S Willard St, Burlington, VT 05401
www.willardstreetinn.com