クルーズの豆知識

クルーズの客室選び

土曜日, 10月 04, 2008Coyote



クルーズ船には様々なタイプの客室がある。
客室のカテゴリーは船によって若干呼び方などの違いはあるけれど、
大きく分けると窓がないインサイド、窓が付いているアウトサイド、ベランダつき、そしてスイートと4つ。

スイートは更に様々な呼び方でいろんなタイプが存在する。
クルーズ船で一番安い価格だと「大広間で雑魚寝」を想像する人もいたりするが、それはフェリーの話。

クルーズ船はホテルと同じできちんと個室が与えられるのでご心配なく!
かといってテレビや雑誌などで紹介されるような超ゴージャスな部屋はスイートのお部屋。
必ずしも全てのお部屋があんなに広くてゴージャスではないのでご注意を!


クルーズで表示される価格は一人当たりの料金。

1部屋あたりの料金ではないために、1人で利用する場合は1.5~2倍の費用がかかる。
部屋にはシングルベッドが2つ用意されていおり、2つを繋げてダブルで使用、
あるいはセパレートで使用、好みでセッティングを変えてもらえる。
また部屋は基本的に2人部屋ではあるけれど、ソファベッドや2段ベッドがある3人や4人で
利用できる部屋もあったりもする。



では実際にどんなお部屋が船で用意されているのか、私が乗った Holland America Line (HAL)の客室を例にとって紹介。




【キャビンのカテゴリー】

カテゴリ 広さ 特徴
Guarantee 価格は一番安いが、部屋は直前まで決まらない。直前にキャンセル、あるいは売れなかった部屋へアップグレードされることもあり、敢えてこのカテゴリーで予約をして運試しをするベテランクルーザーも多い。
Inside 11㎡~
18㎡
窓なしキャビン。船の下層部の内側に配置。バスタブなし。外の景色が見えないために何時かわからなくなるが、部屋のテレビを常に船につけられたカメラの映像で外を確認するというアイデアあり。クルーズ中はカジノやデッキなどで楽しむタイプに向く。
Outside
11㎡~
18㎡

窓が付いた部屋だが窓の開閉はできない。部屋のレイアウトはインサイドキャビンとほぼ同じ。費用を抑えたいけれど、外光は欲しいという人にお薦め。クルーズ中はカジノやデッキなどの共有スペースで楽しむタイプに向く。
Veranda 15㎡~ ベランダ付きのキャビンで部屋の広さ、ベランダの広さは様々。アウトサイドキャビンとベランダ付きのキャビンとでは価格差がかなりある。アラスカなど寒いエリアでは人気のカテゴリー。部屋から出ずに外の景色を楽しみたい人向き。
Suite
51㎡~
150㎡
小さなスイートから、ペントハウスタイプのものまで様々。船によってはスイートのゲスト専用のラウンジや特典があることも。またキャビンスチュワートも慣れた人が担当。ファミリーで1部屋をシェアしたりすることも可能。
アメニティ テレビ、DVDプレイヤー、電話、バスアイテム、ドライヤー、バスローブ、
テレビは船内放送の他、サテライトでいくつかのチャンネルは視聴可能。
バスルーム バスタブはスイート以上にしか付かない船が多い。トイレは飛行機のようなバキュームタイプ。



【キャビンのロケーション】

部屋のタイプばかりに気を取られてしまうところだが、客室選びにはロケーションも重要なポイント。
クルーズを予約しようとすると、同じカテゴリーでも価格帯が様々。
船のデッキプランと照合してみると良くわかるが、やはり条件の悪い場所の部屋は
価格も抑えられている。それぞれのロケーションの特徴を挙げてみる。



(低層階)

  • 船の下層部分、InsideとOutsideのキャビンが配置(クルー達は更に下の階の部屋)
  • プール、カジノ、シアター等、共有スペースから一番遠い
  • 窓があっても水面に近く、景色を楽しむまではいかない
  • 部屋の位置によっては錨の上げ下げやエンジン音が気になる場合も・・・
  • ただし揺れは一番少ない

(高層階)

  • スイートなど部屋のグレードが高いほど高層階に配置
  • ベランダから景色が楽しめる
  • プールやレストランなどが近く移動に便利
  • ただし揺れは上層階に行くにしたがって激しくなる

(中層階)

  • デッキなどがあり人の出入りが激しい階
  • この階のアウトサイドデッキは、窓があってもデッキにいる人たちから見えたり、デッキの人の往来がきになりカーテンを閉めてる人が多い。
  • また窓が障害物にさえぎられていることもあり、事前にデッキプランでチェックが必要
  • テンダーボートなどの傍だと上げ下げの音が気になる
  • 移動が便利で、揺れも少ない

(前方キャビン)
  • 船体で一番揺れが激しく風が強い部分
  • 景色が良さそうに思えるが、実際は障害物が多くさえぎられることが多い
  • このように若干条件が悪い分、バルコニーや客室面積を広く取っている

(後方キャビン)
  • 揺れが激しい
  • パノラマビューの景色
  • 広めのバルコニー
  • ただし、キャビンより上にある共有スペースからバルコニーが丸見え

(船体中央部)
  • 揺れが比較的少ない
  • 中央部ではあるが、広い船内のエレベーターは前方・後方の2箇所のため、エレベーターからは遠い


その他、エレベーター付近は人の往来が激しいためにうるさいと感じる人や、
ランドリーやギャレーの傍ではクルー達の往来や話し声が気になるという人もいる。


どの部屋にも利点もあれば欠点もある。
自分にとって何が重要か、何に拘りたいかで客室が決まってきそうだ。




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4 コメント

  1. キャビンの説明って結構難しいのに、よくまとめられていますね。
    このブログのデザインも素敵です。

    返信削除
  2. コヨーテ27 5月, 2010

    guy92さん、ご訪問ありがとうございます。
    いつも藤原さんのところでコメントを拝見し、お勉強させていただいています。

    無謀にも初めから個人参加でクルーズに参加したため、その際にリサーチしたものをまとめてみたのですが、まだまだ知らないことだらけです。

    こちらのブログ。自由度がきくことを良いことに欲張りすぎてグチャグチャ&重いですよね・・・

    クルーズのベテランさん&Webに詳しいguy92さん、今後ともよろしくお願いいたします。

    返信削除
  3. コヨーテさん

    ご謙遜を
    他のカテゴリーも拝見しましたが、楽しいです。

    返信削除
  4. コヨーテ29 5月, 2010

    guy92さん、このブログは殆ど自分のための覚書ですが、また良かったら立ち寄ってください!

    返信削除

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