◆ ニューイングランド紅葉ドライブ(Oct. 2008) Canada - Quebec

27. レンタカー、どこに返すんですかぁ?

木曜日, 10月 02, 2008Coyote



ボストンの空港で借りたレンタカーは4日間乗り回した後、モントリオールで返却することにしていた。
一番の心配事だったカナダの入国も問題なく通過し、あとは返却だけ。
モントリオールには2泊の予定だったけど、市内に滞在する分には車がなくても地下鉄で十分
と聞いていたため、ホテルにチェックインし荷物を降ろし、そのまま市内のハーツの
オフィスに行ってみた。


オフィスの場所と思われるビルにあった「レンタカーの返却はビルの地下駐車場の2階」という
看板に従って、ビルの駐車場に向う。

入り口でチケットを受け取るとバーが上がって入庫するタイプの有料駐車場。
チケットを取って入庫すべきなのか、はたして本当にハーツの駐車場がここにあるのか、
心配だった私は駐車場係のお兄ちゃんに事情を話すと


「下にハーツのスタッフがいるから大丈夫だよ~」



と言いながらバーを上げてくれた。


広い駐車場の地下2階、グルグル周っていたら隅の方にハーツのオフィスらしきものがあった。

しかし誰もいない・・・
オフィスと思われるコーナーは鍵も締まっている。
とりあえずどこかに車を停めようとしたが、「Hertz」と書かれた駐車場はすべていっぱい。


もう一度駐車場のお兄ちゃんのところに行こうか、地上に出てみようか困ったが、
ひとまずハーツに電話をしてみることにした。
しかし・・・地下の駐車場とあって電波が弱い。
かろうじて電波が届く場所を見つけて電話をかけてみる。
モントリオールのハーツオフィス直通の電話番号をメモしておくのを忘れていたために
カスタマーサポートに電話し事情を説明。


幸いにも、この担当者がアメリカのカスタマーサポートの人とは思えないくらい
丁寧な対応をしてくれる人で(笑)、私の顧客データと照らし合わせながら
電話をモントリオールのオフィスに繋いで、カンファレンスコールをしてくれた。



モントリオール・オフィスのお姉さんは相当暢気なのか、いい加減なのか、
駐車場係がいつ来るかわからないけれどそのまま待てだの、適当な対応。
こちらからも相当文句をいうもののそんなのお構いなし。
なんとかこのカスタマーサポートが間に割り込んで彼女に指図。
結局、どこでもいいから適当なところに車を停めて、
鍵を持って地上にあるオフィスに来てくれとのこと・・・
(っていうか、地上にオフィスがあったんだw)



カスタマーサポートの人は私が電話を切る際に

「解決のお手伝いできたようで良かったです。ご旅行を楽しんでくださいね」

と一言。いやー、こんな丁寧なカスタマーサポートがアメリカにもいるんだとちょっとビックリ。


地上に上がってオフィスの場所を探すが見当たらない。
ビルで働いている人たちに聞いても「Hertzなんかあったかな?」なんていう始末。
結局お掃除のおじさんを捕まえてオフィスの場所が判明。





灯台下暗しとはよく言ったもので、オフィスの場所は駐車場の場所が
掲げられていた看板があったところ。
この扉の上にあるHertzの看板を見ておらず、しかも入り口の扉付近はまるで
空室のオフィスのように見えた。
まあ、オフィスの扉を開けてちょっと奥に入るとちゃんとカウンターがあったんだけど。






本来この写真のように爽やかな笑顔で敏速な対応を願っていたものの、
電話同様そこにいたのはけだるそうに仕事をしているお姉さん。
しかも、オフィスのコンピュータの調子が悪いとか言って、更に時間がかかる・・・


コンピュータが直る見込みもなく(直す気もなくが正しい)結局私の返却は、
彼女のサインと返却時間のスタンプを押してもらい終了!


時間はかかったもののなんとか返却を済ませ、モントリオールの街に出かけ買い物を楽しむ私。


しかし!!後日恐ろしい請求書が私のところに届いた・・・

車のレンタル期間は 9/29~10/2の4日間はずなのに請求書にあるのは
9/29~10/8の10日間、しかも請求額は$1000以上
本来なら$600程度だたのに。

(やっぱりアノ暢気なオネエチャン、やってくれたのね~)


すぐさまハーツに問い合わせ、モントリオールの担当者のサインと、
返却日時のスタンプが入ったレシートをファックスし確認を取ってもらうよう依頼。
1週間後ぐらいに確認がとれて無事差額は返金。



レシートは貸し出しの際に発行されたもので、予約時の金額が記載されている。何もなければ記載通りの金額が請求され、何かあればその額面が加算され請求される。通常、返却時に傷やガスの残量などをチェックされレシートが発行されたり、今回のようなエクスプレスチェックアウト(車を指定場所においてキーだけ返却)するような場合は、後日詳細が送られてくる。




ハーツはいつも利用しているが、このようなことは初めて。
まあ、事故やら違反での請求じゃないし、無事に不当請求分は返却されたから
結果オーライか・・・



(教訓)
レンタカーのチェックアウト(借り出し)・チェックイン(返却)は、
対応に慣れスタッフも大勢いる空港などのほうがスムーズかもしれない。




 旅行関連の人気ブログの検索はにほんブログ村 旅行ブログへ  からどうぞ!

You Might Also Like

0 コメント

subscribe and follow

Instagram Photos

連絡フォーム