モントリオール在住経験のある友人から、モントリオールに行ったら
必ず食べるもののリストを旅行前に渡された。
これらを食べなきゃモントリオールに行った意味がないと!
この友人、私の性格を熟知してるのか、行くべきポイントが観光名所でなく食べ物屋さんってとこが笑える。
しかもアメリカのTravel Channelでやっている No Reservation って番組で
モントリオールを紹介したときの放送分をDVDにまで焼いてくれ、これで事前に勉強しておけと・・・
てなワケで、とりあえず指令リストにあったスモークミート(Smoked Meat)にまずはトライ。
モントリオールの市内の位置関係がイマイチ把握できていないから、
GPSを頼りに車を走らせお店の場所を確認したものの駐車スペースが全て路駐。
カナダドルの小銭を用意していない私、カナダでのパーキングでカードが使えることも
このときは知る由もなく、車で周辺をグルグルして裏道の無料で停められるところに車を停める。
シュワルツというこのお店、スモークミート専門のお店で、お店の前は長蛇の列。
シュワルツは19世紀初めに東ヨーロッパから移住してきたユダヤ人によって作られた。
牛の胸肉を燻製にしたもので、秘伝のスパイスで味付けされているものを
サンドイッチにして食べるのがこのお店のスモークミート。
待っている間に、そばの人に話しかけられるんだけどフランス語・・・
ケベック州はカナダといっても公用語はフランス語。
フランス語に返答ができないでいるとすぐに英語に切り替えて話を始めてくれる。
地元の人のようで、このお店のスモークミートがどれだけ美味しくて、
ここで食べなきゃモントリオールに来た意味がないとまで言ってた。
しばらく待ち、店内に案内されるとそこはもうなんともいえない生々しい肉の匂い!!(笑)
周りを見ると、山盛りのスライスされたスモークミートのお皿と山盛りの薄切りのパンが
テーブルに並べられ、思い思いにサンドイッチにして食べているグループやら、
既にサンドイッチになったものを食べている人も・・・
何を注文してよいか、どれくらいの量がちょうどいいのかわからず店員さんに相談すると、
小さめのサンドイッチで十分だと思うよとの答え。
でサンドとフレンチフライにピクルスを注文してやってきたのが・・・
こちらがスモークミートのサンドイッチ。
脂身の多さを選べるんだけど、店員さんのお薦めでミディアムを・・・
これにマスタードをつけていただく。パンは酸味のあるライ麦パン。
ちょっと湿った感じでずっしり重い。
フレンチフライはまあふつうのもの(笑)
ケチャップをあまり好まない母も、私とアメリカ旅行をしている間にいつの間にか
フレンチフライにケチャップが欠かせないものになっていた・・・
で、こちらがピクルス(笑)店員さんにピクルスいるか?って聞かれて
「頂戴」と答えると「いくつ?ひとつ?ふたつ?」って聞かれたんだけど、
一人前かぐらいにしか考えず「One」って答えて出てきたのがこちら!ちょっと大胆すぎません??
満席の店内、外には常に行列。店内はフランス語・英語が交じり合い、とても賑やか。
サンドイッチはアメリカによくあるパストラミ・サンドっていった感。
オーダーの際には脂身が多い・少ない等の好みも伝えられるそう。
私は何も言わずにオーダーしたけれど、パサパサしすぎずちょうど良い具合。
見た目だけではそんなに美味しいものなのか?って思うけれど、
モントリオールの人たちが自慢するだけあって本当に美味しい!
モントリオールで絶対に食べるべきリストのひとつをとりあえずクリア!
Schwartz's
3895 Saint-Laurent Boulevard
Montreal, Quebec
H2W 1X9
Canada
Tel.: (514) 842-4813
Fax: (514) 842-0800
www.schwartzsdeli.com
0 コメント