ハリファックスは港の直ぐそばに丘があり、港に向けて緩やかなスロープで繋がっている。
タイタニックの展示物があった海洋博物館から、のんびり散歩がてらに丘の上を目指す・・・。
港から丘の間がノバスコシア州の州都ハリファックスの街の中心部。
街は結構こじんまりした感じだが、重厚感ある建築物が目立ち歴史を感じる。
ハリファックスは1749年にイギリス軍のエドワード・コーンウォリス大佐が
2500人の兵士を連れて入植して開拓をしていったと言われ、
カナダ国内ではイギリス人が初めて築いた街。
前日に寄港したシドニーは、ここハリファックスと同じノバスコシア州にあるのだが、
そちらにはフランス人が要塞を作っており、イギリス軍はそれに対抗し
ハリファックスに要塞を築き、ハリファックス湾に面した港を拠点に発展していった。
こちらはノバスコシア州美術館。
1865年に建てられた Dominion Building。
ノバスコシア州議事堂の前を通ったので、またコレクションのひとつに・・・
(といっても、近すぎ&外柵が邪魔でうまく撮れてない)
たまたま見つけた壁画。
港町ハリファックスにふさわしい画
街の中心部にはグラン・パレードと呼ばれる広場がある。
ハリファックスを開拓した入植者たちが作った広場。
広場の西側にはセントポール英国国教教会。
カナダ最古のプロテスタントの礼拝場。
手前のモニュメントはここを開拓した大佐・・・??
そして広場の東側はビクトリアン様式のハリファックスの市庁舎。
その手前にあるポール、写真よく見えないかもしれないけれどこのポールは、
船のマストをイメージしてる。
そして丘に到着すると、そこにあったのは街のシンボルタワーの時計台。
この時計台、1803年に時間に厳しいと言われていたプリンス・エドワード(英国王・ジョージ3世の息子)の命令で作られたとか。
200年以上経った今でも、ちゃんと時を刻んでいる。
ちょうどこの時計台の近くでキルトに身を包んでガイドをしている人を見かけた。
時計台の裏手から港を見下ろしてみる・・・
ケベックとは打って変わって、イギリス色が強い地域。
だけどこの土地もフランスとイギリスが対立し、悲しい歴史がある・・・
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