多くのクルーズにはドレスコードが存在する。
中にはスタークルーズやノルウェージャンのようなフリースタイルのクルーズでは
ドレスコードなどは決められておらず、思い思いの服装でクルーズを楽しめるようなものもあるが、
多くのクルーズではカジュアル・インフォーマル・フォーマルのドレスコードがある。
日頃できないようなお洒落をしたり、パーティー気分を楽しめるのも
クルーズの楽しみのひとつかもしれない。
ドレスコードは毎朝配られる船内新聞に表記されている。
日中は好きな格好で構わないが、夕方以降に共有スペースでは基本的に
ドレスコードに従わなければならない。
このドレスコードの基準は船のグレードによって若干差があり、
グレードが高い船ほど厳格に守られている様子。
特にメインダイニングでのディナーの際には、ドレスコードに合わない場合は
入場を断られることもあるらしい。
もし断れらた場合でも、ディナーは別のカジュアルレストランやバフェなどで
取ることができるのでご心配なく!
ドレスコードの区分けはカジュアル・インフォーマル・フォーマルの3種類だが、
私が乗った船ではカジュアルとフォーマルの2パターン。
フォーマルデーはクルーズ1週間につき2回程度と言われており、
私のクルーズではフォーマルが3回、他はカジュアルだった。
午前中などはデッキに出てウォーキングを楽しむ人やジムでエクササイズをする人も多く、
スポーツウェアを着ている人が目に付く。
プールサイドなどはビーチでの装いと変わらずカジュアル。
暖かいエリア、そして若い人が多い船ほど服装もカジュアルになる傾向が強い。
寒いエリアではニットやスポーツブルゾンを羽織ったり、
年配の方たちはゴルフやテニスなどのスポーツファッションをしている人も多い。
日中でもランチやアフタヌーンティーなどでメインダイニングに行く際には、
少しだけお洒落をして・・・
Holland Americaでのカジュアルの基準はスマートカジュアル。
男性は襟付きシャツにスラックス。
女性はワインピースやニットスーツ、簡単なパンツスーツなど。
カジュアルと言っても、Tシャツ、タンクトップ、短パン、ジーンズ、サンダルは不可。
女性はカクテルドレス及びイブニングドレスやスーツ。
日本人なら着物(訪問着以上のもの)も素敵。
私のクルーズは航行ルートがカナダの寒いエリアからフロリダの暖かい場所まで、
服装もいろいろなスタイルを見ることができ、また比較的年齢層が高いせいもあってか、
カジュアルデーでも畏まった格好をする人が多かった。
カジュアルデーではジャケットを着る男性も多く、フォーマルデーでは
タキシードやドレスを着ている人の率も高かった。
中にはカジュアルデーは言葉のままカジュアルな装いの人、
フォーマルでもインフォーマル程度の装いの人がおり、常連さんと思われる方たちが
「最近はあのような人たちが増えてきてるけど、そう言う人たちがHALの品位を落としていくのよね~」
などと小言を言っていた。
日本ではあまりパーティーなどの習慣が少なく、このようにドレスアップする機会も少ないが、
改めてTPOに添った装い、ドレスコードに合った装いが以下に難しいか感じた。
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