私たちが乗ったヴィーンダムは5.7万トンの中型船、乗客も1300人程度だから、
1週間もするとゲストやクルー、スタッフとも顔馴染みになり、船内が一層賑やかになる。
クルーズではいろんな出会いがあり、同じツアーに参加した人、朝食やアフタヌーンティーで
相席になった人、船内イベントで一緒になった人・・・
そのほかに行動パターンが一緒なのか、何度も顔を合わせるうちに親しくなった人。
そんな人たちと船内で会えば「今日は何してたの?」とお決まりの挨拶から始まり
軽くおしゃべりをしている光景をよく目にする。
11月10日、エクアドルへ向かうヴィーンダムは、この日赤道を通過した。
エクアドルの国名であるEcuadorはスペイン語で赤道(Equator)という意味。
赤道を通過するにあたって船上では赤道通過の儀式 King Neptune Ceremonyが行われた。
赤道は北半球の北東貿易風と南半球の南東貿易風に挟まれるために、
赤道付近は風が弱くなるといわれている。
大航海時代、この無風地帯には見えない壁があり通過するためには海神の許可が必要
といわれていたという。
そのために赤道通過時に海神に祈りを捧げたり、海神のご機嫌をとる行事を
行ったというのが儀式の始まりらしい。
11月10日、クルーズ11日目は航海日。
ここまで6日連チャンで寄港し観光三昧だったため、ちょっと疲れが出ていた私には
念願の航海日。
クルーズでは寄港地での観光も楽しみだけど、船上生活を楽しむのも大きな目的のひとつ。
船を楽しんでもらうために船会社側も、どんなショートクルーズにも
基本的に航海日が設けられています。
★Cruise - HAL/Veendam (2009)
Costa Rica
36. Rainforest Aerial Tram of the Pacific
月曜日, 11月 09, 2009Coyoteコスタリカの船主催のツアーは、殆どがエコに関するものだった。
バードウォッチング、トレッキング、熱帯雨林見学・・・
寸前まで何をしようか迷っていたが、前日に一番ポピュラーだと言われる
Rainforest Aerial Tramというツアーを申し込んだ。
ツアーはRainforest Aerial Tram of the Pacificというコスタリカに2箇所、
他にジャマイカ、ドミニカなどでエコツアーを展開するテーマパークのようなところに行くツアー。
バスに乗り込み、ガイドのコスタリカの説明を聞いていると30分ほどで目的地に到着。
11月9日、クルーズ10日目、7ヵ所目の寄港地はコスタリカのプエルト・カルデラ・・・
のはずだった。
しかしプエルト・カルデラの桟橋が空いていない(not a berth available)ために接岸は
プンタレナスに変更になったと連絡があった。
幸いにもプンタレナスはカルデラから20キロほど北に位置しているだけだから、
個人手配のツアー参加者も、船主催のツアー参加者もそれほどのインパクトはなかった。
港につくと桟橋には船主催のツアーバスが既に並んでいた。
桟橋の先にあるゲートの外にはお土産を売る露店が並び、ツアーやタクシーの呼び込みもいる。
船から桟橋のゲートまでは数百メートル、その間をシャトルバスが行き来している。