11月11日、クルーズ12日目はエクアドルのマンタへ寄港。
赤道という意味のエクアドル、赤道直下だから暑いと思いきや意外にも涼しい。
この日の気温も20度ちょっとだった。どうしてかと思いきや、エクアドルは比較的標高が高く、
寒流の影響もあって、1年中平均気温は24度程度という比較的過ごし易い気候だという。
マンタの港はゲートに囲まれた貨物港。
個人で観光する人は桟橋に用意されたシャトルに乗って10分ほどの
マンタ市内の中心部まで移動をし、そこから各自徒歩なりタクシーを使って観光することになる。
シャトルを降りるとそこにはメルカド(マーケット)が沢山並び、
観光客だけでなく地元の人たちで賑わっていた。
とりあえずタクシーで周辺を観光するために運転手と交渉しようとすると、
英語が堪能な女性がやってきた。
どうやらここもニカラグアのように斡旋業者がいる様子。
「英語が話せる運転手をお願い」
そう伝えたが、斡旋された運転手は全く英語が話せない・・・(汗)
どうやら英語が話せる運転手は殆どいない様子で、彼女が金額の交渉と
お客の行きたいところを運転手に伝えている様子。
「1時間$25でどうだ?」
「$20ならお願いする」
「OK! じゃあ$20で・・・」
前日行われた船の寄港地説明会で、タクシーチャーターの相場は1時間$25と聞いていたが、
駄目元で聞いてみたらあっさりOK。
この日の運転手はMarioというおじさん。
スペイン語が全くわからない私たちにお構いなしでニコニコ笑いながら、
スペイン語で案内をしてくれる。
マンタの町は道路もかなり綺麗に整備されている。
これまで訪れた寄港地でも(メキシコを除いて)一番垢抜けている町かもしれない。
海岸沿いには造船中の船が沢山並んでいる。Marioがいろいろ説明をしてくれているが、理解できないのが残念。
「ペスカード(魚介) メルカド(マーケット)?」
海岸にはマーケットのようなものが並び、適当なスペイン語を並べるとMarioはうれしそうに
「Si Si!!」と・・・(笑)
こんなレベルの会話しかできず情けないけど、これだけでも通じて喜ぶ私。
言葉が通じないながらも、優しいMarioの案内で、私たちは海沿いの町マンタを後にして、
山の中腹にあるモンテクリスティを目指す・・・
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