航海日2日目、あと1か所の寄港地を残すところとなり今回のクルーズ最後の航海日。
午前中にクルーズディレクターより下船の案内とクルーたちのお別れ会が
行われることとなっており、シアターへ向かう。
下船する港はチリのバルパライソ港。
翌日の寄港地のチリ・コキンボを含めて、チリへの入国は検疫がうるさく
動植物の持ち込みが厳しくチェックされる。
あらかじめキャビンに配布された入国カードに注意事項が記載されていたが、
クルーズディレクターからも念を入れて注意が促された。
チリでは動植物の持ち込みが発覚した場合、例え本人が意識なく持ち込んでも
罰金が科せられるとのこと。
特に朝食時にリドからバックに忍ばせたバナナやリンゴは対象になるから、
くれぐれも気を付けるようにとのこと。
またスーツにクルーを忍び込ませてお持ち帰りをたくらんだ場合も対象となります。
とジョークを飛ばす。
クルーズディレクターによると、ホランドアメリカは数あるクルーズ会社のうちリピーター率が
一番の会社だそう。
そのリピーターがホランドアメリカに乗り続ける理由は、フレンドリーなクルーと
美味しい食事だと伝えると、会場中から大きな拍手。
実際、クルーズ中に知り合った方の多くがホランドアメリカ乗船100日記念だとか、
何十回乗っているとかそんな方が多い。
また今回のコースが、前半のコースだけでも21日、すべてのコースだったら35日
ということもあってベテランクルーザーも多かったり、中南米クルーズ自体がレアなために
コースでこのクルーズを選択した他のクルーズラインのファンもおり、
人が集まるとクルーズラインについてのディスカッションや、
ホランドアメリカのファンは(ホランドアメリカの船は Maasdam とか Veendam といったようにすべての船にxxxdam と名前がついているため、ホランドアメリカの船は Dam Ship と呼ばれる)
クルーズディレクターからの下船の説明が終わると、船内のクルー・スタッフがステージに上がり
その時の模様を・・・
ビデオの最後にタオルアートの猿を持っているのは、私たちのキャビンを担当してくれたRio。
会場はステージに向かって拍手と同時に手を振るゲストがいっぱい。
年配、それもかな~り年を取った人たちの反応って、
そんな光景が心を和ませてくれる。私がホランドアメリカを選ぶ理由は、
フレンドリーなクルーと美味しい食事に加えて、ゲストたちの優しさかもしれない。
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