ちょっと遅めのランチを取り、街をブラブラしたが重たる場所を歩いたが、
購入したワインと瓶入りのピスコサワーが結構重く、タクシーを拾って船に戻ることにした。
タクシーを拾おうとするが港に入れるタクシー(市外で営業できるタクシー?)が限られており、
それらのタクシーは決められた場所に止まってると言われ、港まで行くタクシーを探す。
片言の英語をしゃべれる運転手を見つけ港まで・・・
遠くから船を見つけると写真を撮るように促され、その都度船を止めてくれる。
スムーズに会話まではできないが、言っていることはだいたい理解できる。
とても親切で気のいいオッチャンで運転しながらいろいろガイドをしてくれる。
ラ・セレナからコキンボまでの間は美しい海岸線で、夏はリゾート客でにぎわうとか。
また温暖な気候でもなり別荘なども多いとか。
海岸線にはカバーニャと呼ばれる小屋のような建物のシーフードレストランが並んでいる。
もっと早く知っていればここでランチを取ったのにと悔やんでしまう・・・
運転手さんはかつて警官をしていたことがあり、退職後タクシーの運転手をやっているという。
港が見えてきたがあまりにも感じの良い運転手のために、せっかくだから
コキンボを簡単にツアーしてくれるようにお願いする。
タクシーの料金はゾーン制?か何かで、港までは一律だから構わないよとのこと。
港から見えた丘に登っていくと、そこは思ったよりも急斜面。
工事中と思われるが、まるでサンフランシスコのロンバードストリートのよう!
坂の中腹が繁華街というか、銀行やスーパーなどが並んでおり歩道を見ると
休憩中のクルーたちが買物中。
タクシーに乗っている私たちを見つけて手を振るクルーたちも・・・
この丘の上には教会があるという。
船から見えた十字架のあるところらしい。
そこまで行こうとということになった。
迷路のような住宅街を登っていくと
そこには超近代的なデザインの巨大な教会が・・・
これまでコロニアル調やゴシック調の重厚感あるデザインの教会ばかり見ていたために、
ちょっとビックリ。
しかも周囲はそんなに裕福な住宅地とも思えない場所だし。
教会の中もシンプルというのか、近代的なデザインというのか・・・
この教会の上は展望台のようになっており、周囲の景色が一望できる。
どんより曇っていた空もこの時は快晴!
対岸に見えるのがさっきまでいたラ・セレナ方面
Veendamも綺麗に見える!
ただタクシーで港に戻るだけの予定が、この運転手さんのおかげで
クルーズ最後に綺麗な景色を堪能させてもらった。
タクシー料金も予定のままだったから、チップを気持ちばかり渡し、港の前で下車。
親切な運転手さんでラッキー♪
船が出港する際はベサメムーチョでお見送り。
この3週間、船の中、街の中、見送りで1日に何度も聞いていたベサメムーチョ。
これも聞き納めになるのだろうか、なんだか寂しい気もする・・・
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