11月12日、クルーズ13日目は終日航海日。
この日のドレスコードはフォーマル。
毎朝届けられるDaily Programにはその日のドレスコード、船内の案内、
イベントのスケジュールのほか、トップページにはちょっとした記事が載っており、
寄港地による際はその土地の情報、航海日には船の主要スタッフ
（キャプテン・ホテルマネージャー・クルーズディレクター・コック長など）の
プロフィールなどが紹介されている。

この日のトップページには「Black & White Officers Ball」と題する記事が載っていた。

20世紀初めは遠洋定期船で旅をする人たちは富裕層たちの特権で、船内ではその富裕層たちの社交場と化し、夜な夜ないろいろなパーティーが贅沢にそしてエレガントに催されていました。Black & White Officers Ballはその航海時代からの客船や定期船で行われる伝統的なもので、キャプテンの招待で行われていましたが、その招待状は秘密裏に渡されることもあって、その招待状を手にすること、パーティーに招待されることはかなりのステイタスとされていたといいます。本日はその伝統にちなんでBlack & White Officers Ballを行いますが、今日はキャプテンがVeendamにご乗船のゲスト皆様を招待いたします。

ということで、この日はBlack & White Officers Ballが夜10時から企画されていた。
Black & White Officers Ballというからには、ドレスコードもBlack & Whiteであるに違いない。
Black & Whiteとなればフォーマルの中でも格式が高いドレスコード。
何を着ようか～と考えるものの、クルーズに持ち込んでいるドレスは限られているため
選びようがない。




それでもなんとか？かろうじて？Black & Whiteでまとめてみたコヨーテ・ファミリー。


やはりこの日は殆どのゲストがBlack & Whiteでまとめてはいる。
もともと年配のゲストが多いホランドアメリカのフォーマルデーは黒ドレスを着る女性が多く、
男性もタキシードやディナージャケットを着用する人が多く、
Black & Whiteでもあまり普段と代わり映えはしないが。

10時にシアターに出向くと、いつものステージ下がダンスフロアーになっている。




かなり見づらい写真だが・・・
キャプテンを先頭にオフィサーたちが正装で入場。




キャプテンからの挨拶が終わると、オフィサーたちがゲストを誘い音楽に合わせてダンスを踊る。




そしてゲストたちも続いてダンスフロアに上がってダンスを・・・

実際はオフィサーがゲストにダンスを申し込む際、ゲストの中には自らダンスのお相手に
立候補する方が多い。（特にキャプテンやホテルマネージャーなどのハイポジションの方）
私のところにもあるオフィサーが向かって来たのだが（いや、そんな気がしたのだがｗ）
私の目の前でおばあさんがそのオフィサーにダンスを申し込み、
オフィサーはその女性とダンスホールに消えていった。
残念・・・とは思いながらも、ダンスなんか踊れない私はほっと一安心（笑）


みなさんとてもダンスが上手で、華麗なステップを踏まれているご夫婦も多い。
かなりお年を召された方でも素敵に踊られている。
普段、ヴィーンダムではオーシャンラウンジというバーエリアにちょっとしたダンスフロアがあり、
バンドの音楽に合わせてダンスを楽しむ方で夜は賑わっている。


こういう光景をみるとダンスでも習ってみようかな？なんて思ってしまう。
クルーズではいろんなジャンルのダンスレッスンが催されている。
また船によってはダンスホストと呼ばれる、ダンスのお相手をする人が乗っている場合も
あるというから、一度チャレンジしてみようかな？





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