★Cruise - HAL/Veendam (2009) Peru

55. 興味深い土器

土曜日, 11月 14, 2009Coyote

Lima Peru


お次に案内してもらったのは、ラファエル・ラルコ・エレラ博物館。
18世紀にスペイン人の貴族の邸宅として造られたところに、
ペルーの古代文明の研究者であるラファエル・ラルコ氏が個人で収集したものを展示している。


Lima, Peru


邸宅というだけあって、中庭には花が咲き緩やかなスロープをあがると博物館の入り口がある。
なんとここは7世紀のものと言われるプレ・インカ時代のピラミッドの上に建てられているとか・・・


博物館には、チムー、ナスカ、モチェなど各時代の土器や黄金などが多数展示され、
しかも展示品でない収蔵品の倉庫まで公開されている。


土器などは縄文時代や弥生時代の土器や埴輪に似ているものがあり、
小学生のときに訪れた登呂遺跡の埴輪を思い出す。

この多数の展示品にとても興味深い土器があった。


Oops!


男女が絡み合っている土器だ・・・


What are they DOING??


モーチェの時代、今から1500年~2000年前の性生活が、土器として残っているのだ。
それもすさまじい数でどれもデフォルメされることなく写実的に描かれた土器に圧倒された。


Wow!!


両親と一緒だったこともあり、じっくり観察するのに抵抗があったのだが、
このコーナー辺り一面このような土器。
両親は関心をよせじっくり観察し、私に「こんなの珍しいから写真を撮っておけば!」というくらいだ。
昔から性に対してオープンな両親であり土器をみながら感想を伝えてくるのだが、
さすがにちょっと抵抗があり写真を撮るふりをして、両親とはちょっと距離をおいてじっくり見ることに(笑)


What??

OMG!


こんなにも多く性描写された土器が残っているが、実際モチェ時代「性」とは
どんな存在だったのだろうか。
文字を持たない文化だけにこのような形で何かを伝えていたのに違いないだろうが、
何を伝えたかったのだろう。
ここに紹介したのは展示されていたほんの一部。
他にもかなりリアルに描写されているものがたくさんあった。
これはペルー版秘宝館か?
いやいや、もっと芸術的、文化的に優れ、謎も多い。
まさに神秘的な土器を目にしかなりのインパクトを受けたコヨーテだった。






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