クルーズでは有料のスペシャリティ・レストランに行かない限り、どこで食事をしても、
どれだけ食べても料金は全てクルーズ料金に含まれている。
私のように食いしん坊で大食漢には最高♪

ディナーでは毎晩決まったテーブルで、決まったウェイターが担当してくれるために、
彼らも徐々にこちらの好みを把握してくれるようになり、メニュー選びでも
いろいろアドバイスをしてくれる。





すっかり仲良しになったテーブル担当のアンハー、アシスタントのジュリ、研修生のセプ。
仲良くなりすぎて時には過剰なサービスまで・・・（汗）


この日はフォーマルデー。
フォーマルデーでもこの日はちょっと特別な日のために、ディナーのメニューもちょっとばかり豪華。


前菜のメニューの中に蟹を発見！

アメリカで蟹を食べると茹ですぎなのかパサパサだったり、
塩加減が強すぎたりすることがあるが、ホランドアメリカの蟹はちょうど良い茹で加減に塩加減。
身もしっかりした蟹の足。





蟹好きのコヨーテファミリーは全員蟹を注文。
運ばれてきた蟹は食べやすいようにカットされ、蟹の殻を剥くのが面倒な父もこれなら
文句言わずに食べてくれる。

そこに私の皿が運ばれてきた・・・






「コヨーテはきっと蟹が好きだと思って大サービス！」

そういってアンハーが運んできた蟹は優に二人前は超えている・・・（ラッキー♪）


メインはサーフ＆ターフ。










ロブスターとステーキのメインディッシュはこの日一番の売れ行き！？
あちこちのテーブルで殆どの人がこちらを注文。
私たち家族も例に漏れずサーフ＆ターフを注文。






そして
「お待たせ～！コヨーテ・スペシャルのサーフ＆ターフでゴザイマ～ス」
と研修生のセプが運んできたのは・・・





ロブスターが2尾・・・
「こんなに食べられないよ！」
と言いながらも顔がほころぶ私。しっかり完食！


クルーの話では、大食感のアメリカ人は1人で2～3つのコースを注文する人はザラだとか。
アンハーの経験では1人で7つのコースを注文した人が最高記録だとか！！　
恐るべしアメリカ人。


とにかくダイニングルームでも食べ放題という状況で、
毎晩クルーたちは私に特別サービスをしてれる。





ある日、デザートにチョコファッジサンデーを注文したときのこと・・・





注文していないパンナコッタが運ばれ・・・



続いてラズベリームースが・・・






テーブルの上には3つもデザートが並び、これで終わりかと思いきや・・・





「これも食べて見て～！」
とまたひとつ。

ギャレー近くのテーブルだったから、もしかしたら間違えてオーダー取ったものを、
ギャレーに戻さず私のところに持ってきてるだけのような気もするけど・・・（苦笑）


ホランドアメリカのデザートは、アメリカのメチャクチャあま～いスイーツと違って、
甘み控えめな上品な味のデザートだから、こんなに運ばれても気がつけば喜んで食べている私。


しかも毎晩、頼んでもいないのに私たちのテーブルと親しくなった
お隣のスペイン人たちのテーブルには




イチゴの盛り合わせが・・・
ついでに私たちのテーブルにも同じイチゴの盛り合わせ。





そしてマンゴーの盛り合わせも運ばれてくる。

「僕が毎晩コヨーテたちの為にカットするのよ～！」

とジュリが運んでくる。こんなに食べられないと言っても、

「僕がせっかくスペシャルで用意してるのに・・・」

と悲しそうな顔をされると断りきれず、毎晩ダイニングから蓋をもらってキャビンへお持ち帰り。


こんな感じで毎晩カロリー過剰摂取のクルーズライフ。

体重が気になるところなんだけど、なぜか私はアメリカに行ったり、
クルーズに行くと体重が減る（笑）
どうやら炭水化物の摂取が少なくなるせいのようで、それに甘えて
ついつい食べ過ぎてしまうのである。うれしいやら怖いやら・・・





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