★Cruise - HAL/Veendam (2009) Peru

51. トルヒーリョ・セントロ

金曜日, 11月 13, 2009Coyote

Trujillo


ワンチャコ海岸を後にした私達は、トルヒーリョの街中を通って港まで帰ることにした。
トルヒーリョの街の名は、ペルーを征服したスペイン人のピサロの故郷の名からつけられたという。

スペインに統治されていた街は必ずと言っていいほど、街の中心にプラザと呼ばれる広場があり、
その広場を囲むように街が形成されている。
ここトルヒーリョもアルマス広場(Plaza de Armas)が街の中心部にあった。
このトルヒーリョの広場はペルーで一番大きいとのこと。

地図を見るとアルマス広場と呼ばれるプラザが、ペルーのあちこちの都市で見つけることができる。
アルマスとはスペイン語で<兵器>を意味し、植民地時代に攻撃に備えて兵士達が
待機していたり、有事の際は市民の避難所として利用されることから
アルマス広場と名づけられたとか・・・だから同じ名前の広場がどの土地にもあるのかもしれない。







しかし広場につくと、広場内車両進入禁止となっておりゲートで仕切られている。
広場周辺は教会や政府関連の施設などがあるせいで、なんらかの理由でこの日は
警備が厳しくなっている様子。
それにもかかわらず、運転手がそばにいた警察官になんらか話すとゲートが解かれ侵入許可が。







広場の周りにはこのようにカナダの国旗を掲げた建物(領事館?)






こちらはCity Hall





こちらにはペルーの国旗が掲げられていることから行政機関か何かか。





こちらは何の建物かわからないけれど、スーツを着た人の人だかり。
きっと車両進入禁止に関わるのかもしれない。

ざっと広場を一周して写真撮影、車両進入禁止の広場内で1台だけ止まっている
タクシーに戻ってそろそろ船に戻ることに。





港があるサラバレーまでは写真のような砂の荒野が続く。





ジョギング中のお兄ちゃんがフレームに侵入してしまったけれど、こちらは廃墟なのか、
建築中なのかわからない砂?で作られた建物。
このあたりの住居は殆どこのような砂のようなレンガ?作り。







こちらは廃墟となった建物。

こんな建物が多く点在している中、道のあちこちにフジモリ元大統領の娘
ケイコ・フジモリの広告が。どうやら2011年の大統領選を意識したものらしい。
運転手は私たちが日本人だからか、フジモリ氏とケイコ氏を高く評価していた。






ようやく船が見えてきた。船旅を経験したことがある人ならわかってもらえると思うが、
自分が乗ってきた船を遠くから見ると懐かしいような誇らしいような、
贔屓目にみてしまうけれど「あ~~、やっぱり美しいなぁ」と感じる。
それと同時に我が家のように「ただいま~」とホッとした気分にさせられるから不思議だ。


港は貨物港ということもあって、港内そして周囲もあまり治安がよくない。
港のゲートはラインセンス所持者以外は立ち入り禁止とあって、
タクシー運転手も入港ライセンスを持っている人しかクルーズ客の営業ができない。
この日は言葉が殆ど通じない運転手のツアーではあったけれど、
とても充実した観光ができた。
またまた運転手は大当たり!運転手選びも好調だ。 




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