英語もスペイン語も話せない両親をカボサンルーカスの港に置き去りにして
私が参加したのはアメリカスカップ・ヨットレースというツアー。
港に着くとツアーのお出迎え。このツアーはノルウェージャンのゲストも一緒。
寄港地で別の船の人たちと交流できるのもなんだか楽しい!
ツアーのスタッフから簡単なヘルスチェック等の問診表を渡され記入をしている間に
25名ほどの参加者が集まった。
スタッフに引率されツアーご一行は港の外れにあるこのツアーのオフィスへ。
オフィスと言っても、写真のようにお洒落なラウンジャーやソファが並ぶ
バーのようなカフェのようなスペースがあり、こちらでツアーの説明を受ける。
このツアーはゲストが2艇のヨットに分かれて乗り込みマッチレースを行うというもの。
そのときに乗り込むヨットは、ヨットマッチレース世界最高峰のアメリカスカップで
使用されたヨットや予選のルイヴィトンカップで使用されたもの。
参加者は必ずしもセーリング経験が必要というわけではなく、
ツアーのスタッフ(クルー)が主なるポジションに位置して、参加者に指示をしながらレースを行っていく。
ヨットをちょっとだけかじっている私にとって、アメリカスカップのレース艇に乗れるというだけで
ウキウキ、ワクワク!このエクスカーションを一番の楽しみにしていたといっても過言ではない。
ウキウキ、ワクワク!このエクスカーションを一番の楽しみにしていたといっても過言ではない。
ツアーの説明後はアメリカスカップについて、そして使用する船についての説明。
使用する船は全長80フィート(およそ25メートル)もあるヨット!
2003年のアメリカスカップでチーム・ニュージーランドが使用していた艇と、
1995年のルイヴィトンカップで使用されたワン・オーストラリアのAUS艇。
1995年のルイヴィトンカップで使用されたワン・オーストラリアのAUS艇。
カフェでゲスト達が座っているエリアを左右に分けてグループを決めたんだけど、
ゲスト達は自然とチーム・ノルウェージャン(ノルウェージャンのゲストチーム)と
チーム・HAL(ホランドアメリカのゲストチーム)になってしまった。
ゲスト達は自然とチーム・ノルウェージャン(ノルウェージャンのゲストチーム)と
チーム・HAL(ホランドアメリカのゲストチーム)になってしまった。
でもこのチーム分け、かな~りアンフェアなのよ!
だってノルウェージャンの客層は比較的若い人が中心、
一方のホランドアメリカの客層は・・・(苦笑)
だってノルウェージャンの客層は比較的若い人が中心、
一方のホランドアメリカの客層は・・・(苦笑)
この2チームでレースを行うなんて、最初から勝負は見えたようなもの。
とりあえずバースに向かってヨットに乗り込む。
このとき荷物はカメラも含めて全て預けなければならない。
写真は各船に専任のカメラマンが乗り込み、ツアー終了後に購入するしくみ。
しっかり商売をしているね。
それぞれのヨットには5~6人のスタッフ(クルー)が乗り込み、ヘルムスマン、タクティシャン、
セールトリマーなどの操船上重要なポジションをフォローしてくれる。
そして私達ゲストがやることは、この写真にあるグラインダーを回すこと。
80フィートもあるような船のメインセールは、200㎡とも言われている。
それだけのセールを動かすために通常は腕力や上半身の筋力が発達したマッチョマンが
このポジションを担当。
以前ニッポンチャレンジのグラインダーは確かラガーマンだったりしたことがあったような・・・
とにかくそんなポジションを私達ゲストが担当。
「Everybody hands on!」
との掛け声にあわせて一斉にグランダーに手をかけ
「Forward / Backward」
の合図でグラインダーを回す・・・
この日の風は微風~順風だったために、初心者のレースにはちょうど良い風。
レースの方は想像通りチームHALの負けではあったが、
レースを終えるとクルーからビールが振舞われ、しばしカボサンルーカスの
美しい海岸線をクルーズ。
ビールを飲みながらクルーと雑談していると、ヘルムスマンが「
せっかくだからラット握って操船しなよ!」
と声を掛けてくれしばし私の操船でクルージング。
私が乗ったのはNZ艇、2003年のアメリカスカップで使用された艇の操船ができ大感激!
最高の思い出になったことは言うまでもない!
せっかくだからラット握って操船しなよ!」
と声を掛けてくれしばし私の操船でクルージング。
私が乗ったのはNZ艇、2003年のアメリカスカップで使用された艇の操船ができ大感激!
最高の思い出になったことは言うまでもない!
ツアーを終えて艇を降りたところでこの日お世話になったクルーと、
そしてこの日この艇のキャプテンに任命されたジジと記念撮影。
そしてこの日この艇のキャプテンに任命されたジジと記念撮影。
半日だけの寄港でこのツアーに参加するだけに終わったカボサンルーカス、
町の様子を見ることができなかったが、憧れのレース艇に乗って美しい海岸線を
見れただけでも大満足な1日となった。
町の様子を見ることができなかったが、憧れのレース艇に乗って美しい海岸線を
見れただけでも大満足な1日となった。
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