★Cruise - HAL/Veendam (2009) Nicaragua

30. レオンはライオン!?

日曜日, 11月 08, 2009Coyote





11月8日、クルーズ9日目、6ヵ所目の寄港地はニカラグアのプエルト・コリント。

スペインの植民地、アメリカの進出、ソモサ一家の独裁政権、そして革命運動、
内戦や政権の混乱で、国民所得も教育水準も低いニカラグア。
この寄港地では当初ツアーに参加しようと思っていたが、船で知り合った日本人女性と
一緒にタクシーをチャーターして古都レオンへ行くことにした。

船内での寄港地説明会の話ではレオンまでは車で1時間半ほど。
距離は近いけれど道路が舗装されていないために時間がかかるとの注意を受けた。





港は貨物船などが停泊するようなところで、特に出入国用のターミナルがあるわけでないが、
港のゲート内はタクシーを含めて一般の人の立ち入りが規制されており、
船のツアーバスだけがゲート内に入ってこられる様子。



船を降りて歩いてゲートに向かうとゲートの外にはタクシーが列を成して止まっている。
他の港と同様にタクシーの運転手がハイエナのように群がってくるかと思いきや、
ひとりの体格のいい男性だけが近づいてきた。


「1時間$25で好きなところを案内する。」


どうやらこの男はタクシーの元締めのようだ。彼に英語が通じるドライバーをお願いするが、
運転手は皆片言程度の英語しかできないといい、一人の運転手を私たちに紹介してきた。
まずは試しにおじさんと会話をしてみた。
彼は元締めが言うように片言の英語ではあったが、簡単なコミュニケーションはできそう。


「コイツでいいか?」


なんだか元締めの風貌から、彼とのやり取りがなんだかまるで
人身売買でもしている感じではあったが、紹介してもらったドライバーにお願いすることにした。

ドライバーの名前はYerving、彼は元締めにいくらかお金を払っていた。
聞いてみると、ここでクルーズ客相手に商売する場合は彼にコミッションを
$20払わないといけないという。


あのオヤジ、いい仕事してるじゃん!


タクシーはマーチほどのサイズのハッチバック。
私たち家族が3人後部座席に乗り、シェアしてもらった女性が助手席。
片言の英語とスペイン語の単語を並べながらのコミュニケーション。
とりあえずレオンに行きたいことと、港に戻る時間を伝えた。


港周辺はちょっとした町、商店街らしきものがあったが5分もすると
説明会で言われたとおり舗装されていない道に入った。
ただのガタガタ道どころでなく、起伏も激しく陥没しているようなところがあるような道、
それでも道幅はかなりあり、普通の道路だったら4~5車線の道路ぐらいあるだろう。
しかし舗装されていないために車のスピードは10キロも出せない・・・ 
写真を撮ろうにもぶれまくって周囲の写真は全く撮れず。
なんとこの道、国道だというのだから驚き!

「国が貧しくて主要道路であるこの道の舗装にまでお金が回らないんだよ」

とYervingは言う。数キロしかないこの道、そこを通り抜けるだけで30分強。





途中にあった黒砂のビーチ。
地元の人に人気のビーチだとか・・・ 
からぶき屋根?の建物が南国らしさをかもし出している。





なんのモニュメントかYervingに聞くと労働者のモニュメントとか・・・
説明をしてくれるのだがちょっと理解できなかった。

車は1時間ちょっとでレオンの町に到着。スペイン統治されていたニカラグア、
スペイン様式の町には必ずプラザと呼ばれる広場が町の中心にあり、
それを取り囲むように町が作られている。そして町の主要なものは
プラザ周辺に固まっていることが多く、観光するにもとにかくプラザに行けばなんとかなる。。。
ような気がする。

スペイン・コロニアル様式の建物がいくつも残るレオン。





こちらが広場の目の前に重々しく立つ大聖堂。
1746年から100年の歳月を費やして建設された中米最大規模のカテドラル。
元々は ペルーのリマの大聖堂用の設計図がなにかの手違いでここレオンに届いてしまい
気がついたときには工事が進んでいたという話もある。





日曜日のこの日、このあと大聖堂でミサがある様子でどんどん信者が集まってきた。
重厚感あふれる大聖堂内、ミサが始まると司祭の声と鐘の音が大理石の壁に反響し
信仰がない私まで神聖な気分にさせられた。





広場に出てみると大道芸のようなかわいい踊りをしている人たちが・・・
そして広場のあちこちに土産物や飲み物を売っている露天が並んでいた。






広場の中心にある噴水はライオンの像に囲まれている。
大聖堂の入り口にもライオンの像があり、ライオンは町の象徴なのかと聞いてみると、
町の名前であるLeonはスペイン語でライオンのことを指すらしい。
町の名前がライオンから、だからライオンは町のシンボルなんだとYervingは教えてくれた。





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2 コメント

  1. みーな丸07 5月, 2010

    タクシーの元締め、なんだかすごいですね〜。
    私もその仕事したいなー、な〜んて、ウソウソ。

    写真を見ていると、北米を旅行するのとは全く違ったおもむきがありますね。

    返信削除
  2. コヨーテ08 5月, 2010

    みーな丸さん、ご訪問ありがとうございます!
    ニカアラグアの物価を考えると、タクシー1台につき$20も取ってたらかなりいい商売になりそうです。私も転職しようかしら? 8-)

    中南米は世界遺産も多いし歴史もあってとっても魅力的でしたよ。食べ物も美味しいし!みーな丸さんもぜひ中南米クルーズいかがですか?

    返信削除

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