航海日の午後はクルーズに一人で参加している女性と、ゆっくりアフタヌーンティーで寛ぐことに。
毎日午後の3時から行われるアフタヌーンティーだが、航海日にロイヤルダッチティーと
インドネシアンティーのスペシャルデーがある。
オランダはヨーロッパに初めて紅茶を広めたお国。
東インド会社でアジアからお茶を伝えたという。一方で植民地だったインドネシアは
紅茶もコーヒーも栽培されている。
どちらにとっても紅茶文化が定着しているのだろう。
インドネシアン・アフタヌーンティーでメインダイニングへ向かうと、
インドネシアの飾りつけをした入口だけでなく、インドネシア人クルーたちは
バティックを着てサーブ。
テーブルにはインドネシアの数種類の紅茶とコーヒーのメニューが。
インドネシアのコーヒーも好きだけど、この日は紅茶を注文。
こちらはなんだかとっても懐かしい味がするカステラ。
こちらのフライのようなものはバナナを揚げたヒサンゴレンとクレープ。
こちらはクレープとココナッツ餅とでもいうのか、お餅をココナッツでまぶしたもの。
どれも素朴な味で美味しいの!
あまりにも美味しくてティータイムに姿を現さなかった両親へのお土産と称して
カステラとココナッツ餅をいくつかお持ち帰り。
ちょっとした優雅なひと時。
日ごろ時間に追われて仕事をしていると、旅行の時は時間を気にせずのんびりしたいと思う。
船内イベントに積極的に参加するのもいいけれど、今回の3週間の旅行でデッキチェアで
ゆっくり読書をしたり、他のゲストとプールサイドでお茶を飲みながら雑談したり、
ボーっと海をみながら気づいたら昼寝・・・
こんな時間を過ごすのも悪くない。
こんな私はやはり年配者向けといわれても、ホーランドアメリカの船がお似合いなのかもしれない。
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