続いて訪れたのは、ガイドのジャンさんと奥様の祐子さんのお住まいのあるバランコ地区。
ミラフローレスの隣町であるこのバランコ地区、アーチストが住む町ともあっておしゃれである。
ミラフローレスがリゾート的な高級感あるオシャレに対し、こちらはアーティスティックというか
歴史を感じさせる建物もある文化的なオシャレさ。
住宅も一軒一軒オシャレで落ち着いた雰囲気。
まずはちょっとお茶でもと入ったカフェはCafé Cultural Restaurante、
イギリスのトラムを改装して作られたカフェ。
店内も結構シック。
ここで私は試しに「コカ茶」を頂くことにする。
カフェには様々なお茶が用意されていた。
ハーブティーなのだが、メニューにはそれぞれ「胃腸が弱った時に」とか
「リラックスしたいときに」など効能?が書き加えられていた。
コカ茶には確か精神を安定させるかリラックスかそんなことが書いてあったような・・・。
お茶を飲んでトリップしちゃうのではないか・・・などと勝手に妄想を膨らませてみたのだが、いたって普通。
別にとっても香りが良いお茶でもなければ不味くて飲めないほどのお茶でもない。
このコカ茶は普通にスーパーへ行くとティーバッグでも売られていた。
しかしこのお茶をお土産に持ち帰るとなると、入国時につかまるという。
船からもこれに関しては忠告がでていたので、お土産ではなくお腹の中に入れて持ち帰り。
こちらはバランコの繁華街?というか、一番賑やかなところ。
写真に写る橋はPiente de los Suspilos、英語ではBridge of Sighs、
日本語だとため息橋とでもいうのだろうか。
この橋を渡ると両サイドの崖にひしめき合って建物が建てられている。
遊歩道を歩いて先端まで行くとそこは海。
これで天気が良ければ最高なんだけどなぁ~と思うが、
ペルーは毎日この写真にあるようにどんより曇った天気が普通だろうだ。
なるほど、性格が暗くなる気持ちもわからないでもないな。
歩いているとこのようにいろんな料理が並べられたレストランがある。
どれもペルー料理らしい。
どれも美味しいらしいが、こんなにも山盛りで飾られているとちょっと食欲が失せる。
デザートもこの通り。
一日中このように外に置かれているデザート、衛生的には大丈夫なのだろうか。
先ほどのお料理、まさか並んでいるものを食べるのではないだろうな?
こちらはペルーのドーナツ「ピカロネス」
私はこういう道端で売っているものをすぐに食してしまうのだが、
今回の中南米旅行ではいつになく母が買い食いについて口を出す。
アメリカやオーストラリアではいつ買い食いしても何もいわれないのに、
衛生面を気にしているのか買おうとすると「今はいいにしなさい」などと
遠まわしに止めろという。
あ~~、母の言葉なんか無視していつも通り買い食いをもっとすれば良かった。
母の言わんすることはわからないでもないが、生ものではなければそんなに問題ないように
思うのは私だけ?
まあ、お腹も空いたのでこの日のお昼はジャンさんお奨めのバランコのレストランへ。
案内頂いたのは、上記の写真の崖に面した一角。
外のテラス席に案内してもらう。
私がローカルフードを楽しむ一方で、父はローカルビールを楽しむという口実で
どこに行ってもビールを飲む。
私もビールを頂きたいところだけど、トイレが気軽に行けない地域では
外出先でビールを頂くのは少し控えている。
まずはペルーの代表的料理でもあるアンティクーチョ。
トウガラシやニンニク、その他スパイスで付け焼きしたハツ。
お肉も思ったより柔らかくジューシーで美味しい。
こちらは焼いたムール貝に野菜を乗せ、ホットソースを添えていただいた。
他にも魚介のスープなどいろいろ注文。
ペルーは本当にお料理が美味しく、どこで何を食べても美味しかった。
味が繊細というか、食材の味を生かす調理をしているような気がする。
味付けも日本人の口にあい、ペルーへはお料理を楽しみにまた行きたいくらいだ。
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