ガイドのジャンさんの案内でまずはシャトルバスが到着したミラフローレス地区を観光。
リマの旧市街から車で20分ほど海岸にむかうとある高級住宅街。
このあたりは新市街とも呼ばれ、急速に発展している地域の様子。
まずはミラフローレスにある教会。
この日、街中がなんとなく賑やかであちこちで人が集まっている。
その様子を見てジャンさんが
「あ!今日は神様散歩の日なんだよ」
と教えてくれるが、「神様散歩」とは一体何なのかコヨーテファミリー一同首をかしげていると、
どうやら教会にあるマリア様のご神体を人々が担いで街を歩くお祭りだとか。
日本のお祭りも神社から神輿を担ぐ文化があることを伝えると、
「そうそう、それも神様散歩だよね。同じ同じ!もしかしたら神様散歩に会えるかもよ」
と。
「神様散歩」だなんてチョット笑ってしまう表現だけど、確かに的を得た表現に感心!
(残念ながら神様散歩には出会えなかったけれど・・・)
続いて向かったのはParque del Amor 日本語では恋人達の公園。
公園はこのように海に面した場所にあり、名前の通り恋人同士や家族連れで賑わっている。
しかも公園のシンボルともいえる巨大モニュメントがスゴイ!!
恋人同士がラブラブしているものだが、この写真にモニュメントの下で昼寝をしている人と
比較するとどれほどの大きさか想像がつくだろう。
大きさが大きさだけに、このラブラブぶりはかな~り大胆にも思えて、
さすが南米だな~と思わずにはいられない。
そしてランチに訪れたのは、海沿いにあるオシャレ~なレストラン。
恋人たちの公園は海が見える高台にあるが、この高台を降りたとたくさんの
おしゃれなカフェやレストランがあるそうだが、その中でも観光客がすくないレストランを
祐子さんが選んでくれていた。
リマといえば日本大使館公邸の占拠事件を思い出し、政治不安やテロリスト、
ゲリラなど治安が悪いところではないだろうか?というイメージが先行していた。
ジャンさんの奥様の祐子さんのお話から、リマにも結構おしゃれなところがあると言われても、
まだまだ新興国の国という偏見でさほどのおしゃれさは期待していなかったけれど、
このミラフローレスはおしゃれなマンションやショップ、カフェが立ち並び、
街も綺麗で安心して観光ができる。
案内されたレストラン Cala。エントランスはシックな感じ・・・
まずはピスコサワー! さすがワンチャコ海岸でいただいたピスコサワーよりも上品(笑)
ペルーの名物料理をおしゃれにアレンジした前菜。
右にある白いものはお芋みたいなお味のジャイアントコーンにセビーチェと赤いのはお芋。
他の食べ物は?? かなり昔のことでよく覚えていないけれど、とにかく上品な味付けで美味しい。
その他に海の幸をふんだんに使った煮込みとホタテのグリル。こちらも美味!!
ペルー料理ってこの旅行まで食べたことがなかったけれど、
前日のワンチャコ海岸で食べたものといい、この日のお料理と言いかな~り美味しい!
CalaCir.Vial Cost.Verd.Esp.B2 Cdr1, Barranco, Lima, Peru -
(0)1 252 9187
ガイドのジャンさん曰く、ペルーは縦に長い国で山側は貧しいこともあって
芋やトウモロコシ料理ばかりでバラエティがないとのこと。
一方で海外沿いは海の幸が豊富だしアルゼンチンから牛肉も入ってくることから食材が豊富。
そしてこれまでの歴史でスペインの植民地、アメリカやイギリスの経済支配や、
黒人、インディヘナ、中国人、日本人、イタリア人の影響もあり、食文化が発展したとのこと。
そして都市部ではメイドを雇う家庭も多く、メイドも食事が美味しいと言われる北部の
海岸部の女性が好まれるという。
「山側の人をメイドにすると、毎日じゃがいもとトウモロコシのご飯になっちゃうんだよ~」
というジャンさん。ジャンさんのお宅も北部出身のメイドさんだとか。
とにかく楽しいジャンさん!
観光ももちろんだけど、それ以上にジャンさんとの会話が楽しいコヨーテファミリー。
食事のあとはリマの旧市街地へ向かうことにした。
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