★Cruise - HAL/Veendam (2009)

16. フォーマルナイト

日曜日, 11月 01, 2009Coyote




クルーズ2日は一日中海の上の航海日。そしてこの日のドレスコードはフォーマル

そしてディナーの後にはキャプテンからのWelcome Toastが予定されていた。
クルーズのフォーマルデーは航海日や、早い時間に出港する日のように、
ある程度時間的に余裕のある日、そして1週間のクルーズで2回を目安に設定されている。
私達の3週間のクルーズでは5回のフォーマルデーが予定されていた。

この日はヴィーンダムでの初フォーマルデー。
今回私は調子こいて着物を持参!

しか~し私は着付けが出来ない。
日本船ではないのだから船に着付けが出来る人が乗っているワケでもない!(当たり前)
まあ日本人が乗っている確率は少ないだろうから、本来の着物の常識から外れても
問題ないだろうと、超我流で母に手伝ってもらいながら、悪戦苦闘して着物を着た。


ダイニングに向かう途中、他のゲストがコソコソと「Kimono」と言っているのが聞こえるが、
まだクルーズが始まったばかりだからか、私達親子が日本語を話しているせいか、
いやそんなに珍しくも美しくもないからか、直接声を掛けてくれる人はごく少数。
これだけ苦労して着たのに反応なしか・・・とちょっと落ち込む。


でもダイニングに着くとアジア系のクルー達が褒めちぎってくれ、
私のテーブルのアシスタントのジュリは仕事そっちのけで写真を一緒に取りたいと騒いでいる。






帯〆が上がりきってしまっているのはご勘弁を!
ジュリだけでなく、他のクルー達もテーブルにやってきて
「最後のフォーマルデーにもう一度着物を着てきて!そのときはカメラを持ってくるから
一緒に写真を撮りたい」と言ってきた。
ちょっと調子に乗ってしまう私・・・


食事が終わりキャプテンのWelcome Toastが行われるシアターに向かおうとすると、
すれ違い様に日本語で「こんばんは、きれいですね」と声を掛けてきたアメリカ人男性や、
帯の結び方を聞いてくる女性、日本にクルーズで行ったことがある、
息子のお嫁さんが日本人だ、娘が日本で英語を教えてる、息子が日本に住んでいる、
朝鮮戦争の際に日本に駐留していた... などと次々に声をかけてきてくれた。


すっかり調子に乗っていい気になる私・・・ 
でもこの着物のおかげというか、これをきっかけにたくさんの人と交流ができて
喜んでいたのは事実。

ついついお喋りをしすぎてシアターに向かうのが遅くなってしまった。
シアターはキャプテンのお話を聞くためなのか、無料のシャンペンをもらうためなのか、
すでに超満員。両親と共に3人で座れる場所は見つけられなかったものの、
ちゃんとシャンパンは頂き、乾杯には間に合ってホッとする。


キャプテンのWelcome Toastに引き続いて、プロダクション・ショーが始まる。


Show, Veendam


この日のショーはブロードウェイ仕立ての歌とダンスのショー。
小さなシアター、小ぶりのセッティングではあるけれど、まずまずの内容。
ダンサー・歌手ともにいろんなジャンルの音楽をこなし、この様子なら
今後のプロダクション・ショーは期待できそう。

まだまだクルーズは始まったばかりだか、オフ会と着物のおかげですでに
いろんな人と交流ができ好調なスタート切った・・・かな?




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