船上では様々なパーティーが開催されるんだけど、そのパーティーを華やかにそして可愛く演出してくれるのが、フルーツや野菜のデコレーション。メインのお料理の引き立て役のデコレーションのはずなのに、強烈なキャラクター、インパクトのある姿のせいで、脇役どころか主役の座を奪い取るのでは・・・と思える存在のフルーツや野菜たち。このデコレーションのデモンストレーションがあるというのを船内新聞で見つけ、ちょっと覗きにいってみた。
場所はお料理教室などが行われるCulinary Arts Center。ここはキッチンを隠して映画館としても利用されるお部屋。かなり立派なキッチンが備えられている。
この写真の両サイドに見えるモニターには、キッチンで作業している手元の映像が映しだされる。
フルーツや野菜のカービングを披露してくれたのは、フィリピン人のシェフ。
まずはパプリカや玉ねぎ、ニンジンなどを使ってお花を作成!ナイフ一本であっというまに綺麗な花の完成。ウィンナーをタコちゃんにしたり、リンゴをウサギさんにしたり、お花の形のニンジンを切ったりと、細工・飾り切りが身近にある日本人からすると、ちょっと練習すれば出来そうな感じではあるものの、でもそこはプロ!やはり見事なナイフ裁きでいろんなものを作ってくれる。
お次に披露してくれたものはこちら・・・
仕上がったスイカにはイエロースカッシュで飾りつけ・・・
意外にも?大人しく真面目そうなフィリピン人シェフさん! デモンストレーションの最中も黙々と作業をこなし、こんな遊び心があるような方には思えないタイプの方だったけど、 こういう作品をサッと作ってしまうってことは、結構面白い人なのかもしれない・・・ とくだらないことを考えていた私。
カービングを覚えてぜひホームパーティーに花を添えて!とイベント進行のジョイの言葉に参加者のオバサマ達は「That's good idea!」などと言いながら頷いていたけど、お野菜もフルーツもそんなに安くないしなぁ~、こんなものを飾るようなホームパーティーもしないしなぁ・・・と日本に住んでいる私は現実的なことを考えてしまったのである・・・(苦笑)
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