クルーズ船では朝、朝食から戻ってくると綺麗にベッドメイクがされており、
夜はディナーから戻るとターンダウンが行われている。
そしてターンダウンされたベッドの上で毎日写真のようにタオルで作られた動物が帰りを待ってくれています。
これがクルーズ名物のタオルアート。キャビンスチュワートが毎晩各キャビンのゲストのために
作ってくれ、毎日部屋に戻るのが楽しみになります。
この写真は犬のようです。目の部分はチョコレートが挟んであります。
私たちの部屋に毎晩置かれていたタオルアートの写真と、航海日にデッキで紹介されていたタオルアートの写真をまとめてみました。
食事を終えた後は、毎日シアターへその日のショーを観に行くのが定番になっていった。
ショーは、Early Seatingの人たちが食後楽しめるように19:30からとLate Seatingの人たちの夕食が
終わる頃の21:30からの2回制。
私たちは後半のショーを楽しんだ。
ダイニングを終え、そのまま同じフロアのシアターに向かうとそこはシアターの2階部分。
小さなシアターだけれど座席はソファタイプでゆったりした気分でショーを楽しめる。
ショーの間の出入りも自由。
ゆったりとした造りになっているせいで、ショーの間に席を立ってもそんなに迷惑には感じない。
ドリンクのオーダーを伺いにスチュワートもウロウロしているし・・・
ピンボケですみません |
ケベックシティを17時に出港。出港直後にはEraly Seatingの方々がディナーに向かうために
お洒落をした人たちがダイニングに向かう。
このあたり時間からドレスコードが適応されるために、船内をカジュアルな格好をした人が少なくなってくる。
例えドレスコードがカジュアルであっても、寄港地で観光をしていたスタイルのままダイニングに向かう人は皆無。
こんなOn/Offの切り替えをすることもクルーズの楽しみのひとつかもしれない。
一旦部屋に戻りシャワーを浴びてディナーに向かう準備。
シャワーを浴びて着替えてから船内をウロウロしたり・・・
でもクルーズでは夜遅くまでいろんな楽しみがある。
そのために慣れてきた頃にはディナーまでは部屋でゴロゴロ休憩することが多くなった。
フニキュレールでローワータウンに戻り、しばし周辺を散策。
セント・ローレンス川沿いの崖下に広がるこの辺りはQuaritier du Petit Chanmplain
(プチ・シャンプラン地区)と呼ばれており、北米で最も古い繁華街。
17世紀後半には既に交易所や貴族の屋敷が立ち並ぶ港を形成していたという。
この写真の奥に見えるフニキュレールの下の駅はミシシッピ川を発見した
Louis Jullietの1683年に建てられた家を改装したものだとか・・・
そんな伝統ある街並みをしばらく散策してみる。
午後のプチ・シャンプランはすっかり観光客で賑わっていた。
メインの通りにはお土産屋さんがたくさん並び、ちょっと外れた道に入ると、
ギャラリーやブティック、そしてちょっとセンスあるお洒落なレストランもちらほら・・・
ケベックシティの崖上にあるアッパータウンと崖下のローワータウンを結ぶのが
Funiculaire(フニキュレール)と呼ばれるトラム。
写真のように45度の急傾斜を往復。
1879年の開業当初は水圧式のケーブルカーだったという。
1907年に電気式に変えられたものの、1945年に火災によって損壊、
翌年の1946年に再構築された。その後、何度か修繕工事を行い現在に至るそう。
長さは64m、高さは59m。観光客にとっての足になるだけでなく、
ここからの港とローワータウンの眺望が人気でもある。
45度の傾斜、実際に乗ってみると見た目よりもかなりの急斜面に感じる。
満員のケーブルカーも、この傾斜の写真を撮ろうと皆が大きな窓にへばりつく(笑)
ケベックシティは中世のヨーロッパの雰囲気を色濃く残す旧市街地と、
近代的な建物が立ち並ぶ新市街地に分かれ、さらに旧市街地は、
セント・ローレンス川の川沿いのローワータウン、丘の上の城塞に囲まれたエリアの
アッパータウンに分けられている。
この街をCaleches(カレーシュ)と呼ばれる馬車が観光客を乗せて走る姿は
街の雰囲気に溶け込み、一瞬タイムスリップしたかのようにさえ思える。
城塞に囲まれた旧市街、城塞の出入り口となる門があちこちにある。
こちらはPrte St Jean(サン・ジャン門)。