クルーズ7日目の寄港地はアメリカ・メイン州のバーハーバー。モントリオールを出発して早くも1週間を船で過ごし、いよいよクルーズはカナダからアメリカへ入国することになる。
バーハーバーは、港が小さいためにクルーズ船は沖止め。陸にはテンダーボート(小型連絡船)で行くことになる。クルーズ客1000人近くがボートで陸に渡るために下船には少し時間がかかる。(こんな時、もっと大きな船だったら相当な時間がかかるんだろうなぁ)
ハリファックスを出航する時間になり、母はまだ眠っているようだったため出航を見ようとデッキに出てみました。出航時間ギリギリに走ってくるゲストやクルー達を
デッキからゲスト達が
「置いてくぞ~~」
などと冷やかしています(笑)そしてボーディングゲートが外されます。
出航まではまだまだ時間があったものの、母の体調もイマイチなので
大事をとって船に戻ることにした。
ちょっと寒いけれど、港沿いがデッキを敷いた遊歩道になっていたので、
海岸線を歩いてみると花壇の中にこんなものを発見!
ペイントされたロブスター!
なんだか可愛いのか、気持ち悪いのか紙一重みたいな感じのロブスターだけどね。
ハリファックスの街を見渡せる丘に建てられた要塞がハファックス・シタデル。
ケープブレトンやケベックから攻め込むフランス軍に対抗するためにイギリス軍の
海外海軍基地として建てられたもの。
大英帝国がもつ4つの主要な海外海軍基地のうちのひとつであった。
現在の要塞は米国からの攻撃に対応する目的で設立され、シタデルの星形施設を構築するため
28年がかかったと言われているが、現在に至るまでこの要塞は一度も戦いには使われていないとか。
ハリファックスの港からダウンタウンを抜け時計台のある丘の上には
街の四方を見渡せる要塞がある。これがハリファックス・シタデル。
前日に寄港したシドニー近郊にある、ルイスバーグ砦とケベックから攻め込むフランス軍に
対抗するために、イギリスが軍事基地として1749年に建てたもの。
現在の城塞は、1956年にアメリカ軍からの攻撃に備えて完成したものと言われている。
ハリファックスは港の直ぐそばに丘があり、港に向けて緩やかなスロープで繋がっている。
タイタニックの展示物があった海洋博物館から、のんびり散歩がてらに丘の上を目指す・・・。
港から丘の間がノバスコシア州の州都ハリファックスの街の中心部。
街は結構こじんまりした感じだが、重厚感ある建築物が目立ち歴史を感じる。