船上では様々なパーティーが開催されるんだけど、そのパーティーを華やかにそして可愛く演出してくれるのが、フルーツや野菜のデコレーション。メインのお料理の引き立て役のデコレーションのはずなのに、強烈なキャラクター、インパクトのある姿のせいで、脇役どころか主役の座を奪い取るのでは・・・と思える存在のフルーツや野菜たち。このデコレーションのデモンストレーションがあるというのを船内新聞で見つけ、ちょっと覗きにいってみた。
場所はお料理教室などが行われるCulinary Arts Center。ここはキッチンを隠して映画館としても利用されるお部屋。かなり立派なキッチンが備えられている。
乗船から一夜明けた翌日はは寄港地には寄らない航海日。
そんな日は船内では朝からいろんなイベントやセミナーが企画され、
船内の免税店やカジノも朝からオープン。のんびりデッキで本を読んだり音楽を聴いて寛ぐ人、
プールで泳ぐ人、ライブラリーで本を読んだりパソコンでネットをチェックしている人、
みんな思い思いのスタイルで時間を過ごしている。私もこの日はゆっくり起きて
遅めの朝食を取ってから、両親と共に船内の探検を続けていた。
「あの~、もしかしてコヨーテさんですか?」
50代のご夫婦が突然声を掛けてきた。
「私はボブ、こちらが妻のシャロンです」
ヴィーンダムでの夕食はメインダイニングルーム、スペシャリティレストランのピナクル
($25のチャージ必要)、イタリアンのカナレット、そして気楽に楽しみたい人はリドレストラン、
お部屋でディナーをという人はルームサービスと、いくつかのオプションがあるが、
私達は毎日メインダイニングでディナーを楽しんだ。
夜20:00になると、ドアマンがチャイムを鳴らしゲストにディナーの時間を知らせる。
ダイニングルームのドアが開くと、入り口にダイニング・マネージャー、
アシスタント・マネージャー、スーパーバイザーなどが並びゲストを迎えてくれる。
乗船日のドレスコードはお部屋に届く荷物が遅れたり、荷物の整理ができないことを考えての配慮から、
スマートカジュアルというのが通例だという。
それでもディナーに来る方の殆どがそれなりにお洒落をしている。
出港パーティーで小腹?を満たした私はディナーの時間までサーマルスイートに
行って過ごすことにした。せっかく毎日使えるパスを購入したんだし!
という貧 乏性の私はチェックも兼ねて初日からスパへGO!
事前リサーチではヴィーンダムのサーマルスイートは狭いために時間によっては混んでいるけど
First Seating (17:45)が始まる頃なら人が少ないとの情報を耳にし、
17:30頃に行ってみると・・・ 誰も居ない!貸しきり状態♪
- ハイドロプール
- ミストサウナ+ミストシャワー
- ヒーテッド・ラウンジャー
船の出港は17:00。出港前の16:30には避難訓練が行われた。
アナウンスがあると部屋からライフジャケットを着用して、IDカードに記載されている避難ボートの下に集合。
避難訓練は全員参加が義務付けられ、集合場所に行くとひとりひとり名前を確認され、
出席確認ができない人はクルーがキャビンまで探しに行ったりアナウンスがされるほどの
強制参加の避難訓練。
それが終わると出港パーティーがリドのプールサイドで行われた。
夕食前だから雰囲気だけ楽しもう♪ということでリドのプールサイドに向かうと・・・
ヴィーンダムの改装で船尾にあるアフトエリアも大きく変わった。
以前はスイートルームなどの客室が並ぶ10階にプールがあり、大人専用のプールと
いうこともあってちょっと穴場的な存在のエリアだった。
それがヴィーンダムではベランダキャビンの増設に伴い(アフト部分に1フロア追加)
アフトプールがリドデッキの11階に移設されリトリートと呼ばれるスペースに生まれ変わっていた。